合同出版 「どこがへん?」からみるみる広がることばの世界 言語聴覚士が考えた語彙力・表現力・会話力を育むカード教材

合同出版株式会社は、『伝える力がぐんぐんのびるカード どこがへん?』(鳥居千登勢氏・小原路乃氏・秋元瑞帆氏 著)を全国の書店およびオンライン書店で発売した。遊びながら「伝えたい」気持ちを育み、語彙力・表現力・会話力を自然に伸ばすことができる。

遊びながらことばを育てるカード教材

同教材は、3枚のカードの中から「ちょっとへん」な1枚を選び、その理由を伝えるというシンプルな構成。思わず笑ってしまうような題材を通じて、子どもが自発的に話すきっかけをつくる。会話を重ねるうちに、語彙が増え、助詞や接続詞の使い方を理解しながら文を組み立てる力が養われる。さらに、社会性や季節の知識、注目して探す・比べるといった観察力、場面を想像して考える力など、多面的な発達を支援する内容となっている。繰り返し取り組むことで、「見つける」「単語で伝える」「比べながら文章で伝える」といった段階を踏みながら表現力が高まっていく。

発達段階に合わせた2レベル

教材は全20問を収録し、2つのレベルで構成されている。レベル1は視覚的に「へんなポイント」がわかりやすく、複雑な知識を必要としない初級編。レベル2は季節や行事など幅広い知識・概念をもとに考える応用編となる。家庭だけでなく、教育や療育の現場にも適しており、遊びを通して自然にことばの力を育む教材として注目が集まっている。

 

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