ムサシ 高速自動給紙のデジタルダイカッター「FB9000PRO」~クリースにも対応

株式会社ムサシ(本社:東京都中央区)は7月12日、デジタルカッティング市場に向けてIntec Printing Solutions Ltd(本社:英国ドーセット州)のオートフィーダー付デジタルダイカッター「FB9000PRO」を発売する。

デジタルで図柄に合わせて自由な形状の打ち抜きができるダイカッターは、パッケージ、POP、シールなどショップの販促物や製箱など様々な用途で活用されている。専門知識が不要で複雑な操作が無く、より手軽に扱えるため、先行販売している海外市場で多く出荷されており、高い評価を得ている。

Intec 社製デジタルダイカッターFB9000PRO

新商品の「FB9000PRO」は大容量自動給紙、デュアルツールヘッドなどのハードウェア機能が充実しており、高速パフォーマンスと抜群のメディア制御を実現し、ユーザーフレンドリーな機能を揃えている。様々な厚みのシートメディアの高速自動給紙が可能で、ダイカット及びクリース(スジ押し)などデュアルツールヘッドを搭載。クリース時に最大 1.5kg のパワー、カッティング時には最大 1.2kg のパワーを発揮する。また、CCD カメラの搭載により自動位置合わせや、QR コード別によるカットデータのジョブ毎の自動変更機能も標準装備している。

ダイカット用読取マークや QR コード生成は Adobe Illustrator、CorelDRAW 用プラグインソフトで作成することが可能。また、プラグインツールもラインアップしているため、Mac ユーザーもストレスなくアートワークをデザインすることができる。

ムサシは、ショールーム「Flexible Arrow 平和島」で「FB9000PRO」の設置を予定しており、課題やニーズに合わせたデモンストレーションを実施することで、販売代理店としてデジタルカッティング市場にIntec製品を拡販する。

【 オートフィーダー付デジタルダイカッター「FB9000PRO」の特長 】

■ 大容量自動給紙機構
フィーダー用メディアトレイに最大約25kg〜最大約2,000 枚(※)の印刷メディアを積み重ねることが可能。4つの吸着パッドと独自の裁き機構による安定した給紙機構と自動給紙機構で大幅な効率化を図ることができる。
※厚みや重さにより積載枚数は変動する。

■ ダイカット及びクリースなどデュアルツールヘッドを搭載
・最大1.5kg のクリース(スジ押し)パワーと最大1.2kg のカッティングパワーを備え、最大1,000 ミクロンのメディアに対応可能。
・カッター刃(ブレード)は5 種類をラインアップ。ヘッド移動速度は3 モード(高速モード1,200mm/秒、標準モード960mm/秒、高画質モード750 ㎜/秒)から選択できる。

■ 高速CCD カメラ搭載による自動位置合わせ、QR コードによる自動JOB チェンジに対応。ダイカット用読取トンボ、QR コードを高速CCD カメラで読み取ることで、位置合わせ、JOB チェンジの自動化を実現。

■ Adobe Illustrator、CorelDRAW 用プラグインソフトを標準搭載
Windows 及びMac などお使いのPC にてダイカット用読取マーク、QR コード生成が可能。(※)
※プラグインソフトにはAdobe Illustrator、CorelDRAW どちらかかのソフトが必要になる。

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