マンローランド・シートフェッド ワークフローシステム「インテグレーションパイロット」バージョンアップへ

マンローランド・シートフェッドでは、常に改良を続けている印刷機ワークフローシステム「インテグレーションパイロット」搭載企業に向けて、「インテグレーションパイロット・アップグレード2018-1」が利用可能となったことを発表している。これにより、印刷機オペレーターは、生産リスト制御、データ管理機能、ジョブ作成がより一層効率化する。(2017年12月以前に導入された既存のインテグレーションパイロットシステム全てに利用可能)

新しいディスプレイ
新しいディスプレイ

「インテグレーションパイロット・アップグレード2018-1」は、インキのプリセットを含むジョブ準備によって準備時間が大幅に削減し、プリプレス部門から送られるCIP3ファイルの色のプリセットを含めてインテグレーションパイロットが印刷ジョブを作成する。この機能がうまく働くことにより準備時間を約25%、色のプリセットによりヤレ紙を約25%削減する、としている。

新しいディスプレイでは、個々の印刷機の生産リストに印刷プレビューがつき、ジョブ形成の流れの全体像や予定がよく見えるようになった。マスターデータのメンテナンス権限を特定の人間に持たせることができるようになり、M0 + M1色計測印刷規格をサポート。CIP3ファイルヘッダー内のデータに加え、CIP3ファイル名の情報を使ってジョブ作成が完全自動化できる。また、正しいジョブファイルをより確かに識別できるよう、CIP3ファイルを加工する前のCIP3画像プレビューが可能となった。

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