コニカミノルタジャパン 高速デジタルラベル印刷機AccurioLabel 400~3,000mの連続印刷、自動品質最適化ユニット搭載、白トナー可能

コニカミノルタジャパンは、高速デジタルラベル印刷機「AccurioLabel(アキュリオ ラベル)400」の販売を開始した。本機の投入により、国内ラベル印刷市場でもハイボリューム領域へ進出する。

AccurioLabel(アキュリオ ラベル)400

新製品は毎分39.9mと従来機比1.7倍のスピードを達成しながらも、「AccurioLabel シリーズ」で定評のあるオフセット印刷に迫る高品質出力を実現する。連続印刷長も従来機比3倍の3,000mに拡大したことで、大量印刷時でも用紙差し替え時間が短縮されるとともに、用紙のロスを削減する。

今回、初めて「AccurioLabel シリーズ」に自動品質最適化ユニット「インテリジェントクオリティーオプティマイザー」がIQ-520として搭載される。これまで色合わせ時にマニュアル作業で行っていたキャリブレーション、濃度調整、プロファイル作成を自動化し、高品質な印刷物を作成するための作業時間の大幅に削減する。IQ-520のリアルタイム自動画質調整は、従来の4色トナーに加えて白色トナーにも対応しており、連続印刷中の機内温度変化に伴う色変化や版ずれを計測してリアルタイムで印刷エンジンにフィードバックし、3,000mの連続印刷に対しても安定した印刷品質を保つ。印刷操作や保守作業についても使い勝手や簡便性を向上させており、ラベル印刷におけるワークフローの自動化・効率化・スキルレスを実現する。

「AccurioLabel 400」では、コニカミノルタ初の白色トナーをオプションとして用意することで、幅広い用途への印刷が可能となる。新開発の白トナーも含め、コニカミノルタ独自のトナーは隠蔽性が高いため、透明フィルムやホログラムフィルムなどに印刷しても、下地が透けることがなく、高品質な印刷に仕上がる。

同社のショールーム「Customer Engagement Center(カスタマーエンゲージメントセンター)」では、実機見学および持ち込みデータ、メディアでのプリントテストも可能。

関連記事

最新記事