キヤノン 新カラープロダクションプリンターimagePRESS V1000~コンパクトで毎分100枚出力、リモート印刷管理も

キヤノンは、商業印刷向けカラープロダクションプリンターimagePRESSの新シリーズ“imagePRESS Vシリーズ”の新製品として、6月中旬に『imagePRESS V1000』を発売する。

imagePRESS V1000

新製品はデザインを一新した本体に新開発の定着システムを搭載し、小型化と高い生産性を両立した。幅広い用紙対応力やリモート印刷管理アプリとの組み合わせで少量多品種印刷に対応する。

新開発の定着システム「Print on Demand-Surface Rapid Fusing(POD-SURF)」は、従来比約42%減のコンパクトな設置面積と、厚紙(400g/m2 ・A4ヨコ)でも毎分100枚の高速出力を実現した。また、1冊の冊子で厚紙と普通紙が混在するような印刷でも用紙ごとに効率よく定着温度を調整し、温度調整によるダウンタイムを削減する。厚紙と普通紙で機器を分けずに、1台で高い生産性を維持した連続印刷が可能となる。

imagePRESSでは初の長尺用紙1,300mmの自動両面印刷にも対応した。これまで手作業で片面ずつ印刷していたPOPなどの両面の印刷物も簡単に作成することができる。52g/平方メートルから400g/平方メートルまでの用紙の厚さに対応し、チラシや封筒から高級名刺、グリーティングカードなど重厚感のある印刷物まで幅広く作成可能。

リモート印刷管理アプリ「PRISMAsync Remote Manager」は、印刷現場から離れた場所でも稼働状況や消耗品・用紙の残量をPC上でリアルタイムに確認することができる。スマホアプリ「PRISMAsync Remote Control」(2022年9月対応開始予定)で、稼働状況を社外からでも簡単に把握。リアルタイムに稼働状況を確認できることで、用紙切れなどによる印刷停止の未然防止やプリンターの稼働率向上に寄与し、印刷業者の業務効率化を支援する。

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