イナミツ印刷 製造拠点・森下工場が開所!製造工程を集約、無駄のない生産の効率化でさらなる進化目指す

株式会社イナミツ印刷(本社:東京都品川区東品川1-17-2、稲満信祐社長)は、2022年12月、同社の工場・製造部門である第一ユニットおよび第二ユニットを、江東区森下に移転した。これまで分かれていた工場および製造部門をワンフロアに集約することで、製造の一元管理や生産の効率化をさらに進化させていく。

新工場の移転先は、森下にある丸八倉庫髙橋2号館倉庫の4階。都営新宿線「森下」駅から徒歩10分、都営大江戸線および東京メトロ半蔵門線「清澄白河」駅から徒歩8分という立地にある。

移転作業は2022年12月16日から21日にかけて行われ、12月22日から通常業務が開始した。
年末の12月28日には、新工場に社員が集まり、2022年の納会が開かれた。納会では、稲満社長からイナミツ印刷の現状報告を含めた挨拶のほか、工場移転の責任者からも新工場開所までの報告や協力へのお礼、また各部門の責任者からも1年を振り返っての挨拶があった。
稲満社長は挨拶で、業績の現状なども解説しつつ、今後、新工場開所による効果など期待できることなども解説。「2022年は激動の1年だったと思う。皆さんと再び頑張っていきたい」と決意を述べた。
また、同社の製版、印刷、後加工、配送、商品開発など各部門の責任者からも1年間を振り返っての挨拶があった。各々の立場から、反省点あるいは感謝の意、そして新工場への期待や協力の要請などが語られた。

これまでイナミツ印刷は、2つの拠点(針綴じ製品などを扱う第1ユニット、無線綴じ製品を主に扱う第2ユニット)で活動し、限られたスペースの中で生産効率を上げるための改善活動を続けてきた。特に、作業の見直しを図り、生産の効率化を追求してきた。
しかし、その改善活動をさらに進めるにあたり、従来の工場レイアウトでは限界があることから、移転を決断。協力会社と新工場を立ち上げることとなり、森下へと製造部門を移転するに至っている。
今後はさらに2社の強みを連携した営業活動を展開し、効率的で効果的な製造活動による市場獲得が期待できるとしている。

【製造ユニット新住所】
東京都江東区森下3-12-5 丸八倉庫高橋2号倉庫4階
Tel. 050-1748-4518

イナミツ印刷の新しい製造拠点となる丸八倉庫の外観
新工場運営における決意を語る稲満社長
12月28日に新工場で行われた納会での報告・発表のようす
森下工場にはオフセット印刷機、オンデマンド機はじめ、無線綴じ機、折り機、ミシン、断裁機などが効率的な作業を考慮して配置されている。仕事の量に関わらず、大きく動くことなく、無駄なく作業するための工場の有り方を追求しており、今後もさらに改良を重ねていく予定だという(撮影:2022年12月28日、新年の本格活動を待つ設備の様子)

イナミツ印刷では、ホームページもリニューアルしており、森下工場についても紹介している。

イナミツ印刷ホームページ
https://www.inamitsu.co.jp/

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