【page2026レポート】小川良 昇華転写印刷を活用した高精細な布製品制作を展開 滋賀の自社一貫体制でアパレルから雑貨までを網羅

公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)は2月18日から20日まで、東京・池袋のサンシャインシティで「page2026」を開催した。同展示会ではグッズ制作や推し活市場のニーズに応える企業が数多く出展し、最新のソリューションを提示。独自の技術や製品で注目を集める企業を紹介する。

滋賀県東近江市に拠点を置く小川良株式会社は、1974年の創業以来、電子部品の検査・選別を端緒として、アパレル、マスク、金属加工、アウトドア用品と、一つの企業の枠を超えた多角的な事業展開を行っている。

滋賀県東近江市に構える自社工場では、生活に密着した製品から産業界を支える精密部品までを製造する体制を整えている。多様な設備を導入することで多工程をワンストップで行える作業環境を築いており、社会のニーズに応える自社製品の開発や、パートナー企業の要求に応えるモノづくりを滋賀から全国へ向けて発信している。

アパレル事業では、プリントから縫製までの全工程を自社工場内で一貫して手掛けている。特に昇華転写印刷は、インクを気化させて生地に浸透させる手法であり、写真や複雑なグラデーションの再現、フルカラーでの鮮やかな発色を実現できるのが特長と言える。

同社は検査業務で培われた検出力や色合わせの技術を背景に、キャラクターの表情や複雑なテキスタイルデザインを再現。アニメ・ゲーム業界のオリジナルグッズや、企業の販促品制作において製品を提供する。既製品への刷り込みだけでなく、生地の状態でプリントしてから裁断・縫製を行う工程管理が可能な点も、自社一貫体制を有する同社の特徴となっている。

製造ラインナップは多岐にわたり、全面プリントを施したTシャツ、ポロシャツ、ビブスといったウェア類から、マフラータオル、ブランケット、クッションカバー、トートバッグなどのライフスタイル雑貨まで幅広く対応している。また、抱き枕カバーやタペストリーといった、色再現性が求められるコレクターズアイテムの制作も行っている。

滋賀の本社工場および愛東工場で、熟練のスタッフが工程を仕上げる体制を構築している。昇華転写のほか、インクジェット印刷やUVプリント、刺繍といった多様な加工技術を組み合わせることで、顧客の要望に応じたプロダクトを制作。アクリル製品や布製品といった幅広い領域でモノづくりを継続している。

  • 会社概要
  • 小川良株式会社
  • 本社工場: 〒527-0063 滋賀県東近江市上中野町502
  • 愛東工場: 〒527-0113 滋賀県東近江市下岸本町262
  • URL: https://ogawayoshi.com/

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