【倒産情報・京都府】平安光業 破産手続き開始決定受ける
株式会社 平安光業は、9月16日、京都地裁より破産手続き開始決定を受けた。負債は約1億2,000万円の見込み。債権届け出期間は10月20日まで。
同社は、1948年に創業した印刷業者。京都府や京都市、国公私立大学の研究室や官公庁などを主力得意先とし、オフセット・オンデマンド印刷、翻訳印刷、DTP編集、大判カラーコピー、各種製本のほか事務機器や事務用品の販売なども手がけていた。しかし、2000年頃から印刷需要は減少基調をたどり、同業者との価格競争激化から受注量は伸び悩んでいた。デジタル化の進展もあり、近年の年商が低迷し、収益性が悪化。借入金負担や代表の高齢化などで先行き見通しが立たないため、事業の継続を断念。2024年12月23日までに事業を停止していた。