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凸版印刷 複数の異種ロボットを一元制御するデジタルツイン・ソリューション「TransBots」開発

2021.9.17

凸版印刷は、VR技術とComputer Vision(CV)技術を活用し、 複数の異なる種類のサービスロボットを一元管理・制御するデジタルツイン・ソリューション「TransBots(TM)」(トランスボッツ)を開発した。

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「TransBots(TM)」システム構成図 (C) Toppan Inc.

 

同ソリューションでは、 実際の展示会や会場等の実空間と、それを再現したVR空間をリアルタイムに連動し、複数ロボットの一元管理・協調制御を行う。

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左:「TransBots(TM)」の管理画面の一例、 右:「テレプレゼンスロボット」の自走の様子 (C) Toppan Inc

なお、同ソリューションが、9月(愛知)と10月(福島)に開催する「World Robot Summit 2020」(WRS2020)内で行われる「World Robot Challenge」(競技会場)のロボット遠隔参加システムとして採用された。競技会場内を複数の「テレプレゼンスロボット」を走行させ、 各ロボットが撮影した競技会場の様子をライブ映像として「WRS VIRTUAL」に配信する。

 

 

「TransBots(TM)」では、 オペレータが管理画面を通して、VR空間上でロボットの走行コースを設定すると、実際のロボットが現在の自己位置を推定し、指定されたコース上の障害物を回避したり、ロボットからの音声で周囲に安全を促したりし、実際の目的場所まで安全に自律走行することができる。走行コースの設定はVR空間上で設定できるため、遠隔地からのロボット遠隔操作も可能。
これらの機能を利用し、入場制限が設けられた展示会やコンサートなど大規模イベントへの遠隔参加や、離島の住民がオンラインの医療サービスを受けるなど様々な活用が期待でる。更に、テレプレゼンスロボット以外の搬送ロボット、移動型ピッキングロボットやドローンなど多様なサービスロボットの活用も可能となる。