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中正紙工  紙リング綴じカレンダー、多様な加工で魅力引き出す

2020.7.2

卓上と壁掛けの兼用紙リング綴じカレンダー

卓上と壁掛けの兼用紙リング綴じカレンダー

カレンダー製本で知られる有限会社中正紙工は、リング綴じや金具綴じだけではなく、環境対応型のタンザック製本やペーパーリング、糸とじなど多種多様な綴じ加工でカレンダー製本を行っている。独自開発のペーパーホチキス含め、オリジナリティあるカレンダー制作を提案している。

中でも、100%リサイクル可能な紙製リングで綴じるペーパーリング製本カレンダーは、環境対応型として知られている。金属やプラスチックを一切使用せず、環境対応の接着剤で特殊加工してあるため、分別することなくそのまま紙ゴミとして捨てることができ、焼却しても有毒ガスが発生しない。カレンダーとしての役目を終えた時、リングを取り外す必要がない気軽さと、金属を使用していないため、児童や高齢者のいる家庭でも安心して利用できる。しかもペーパーリングは標準色の白・黒・象牙のほか、全7色のカラーバリエーションを用意。単なる綴じ具としてだけでなく、デザイン性を加えることもできる。

同社のオリジナル商材に特許を取得した「RISE POPスタンド(PAT.6307477)」がある。一見すると普通の卓上カレンダースタンドだが、底を折りたたむと吊り穴が飛び出す。一般的な壁掛け兼卓上カレンダーに必要だった金属製ハンガーが不要なうえ、前画面のデザインでネックとなっていた壁掛け用の半円形の抜きの部分を飛び出すようにしたことで、デザインの制約も解消している。使用するリングの数を減らすこともできるのでコスト削減も可能。

これからの社会で優先される安心と安全をエンドユーザーに届けるべく開発した「ペーパーホチキス」を使ったカレンダー製本も行っている。見開きのカレンダーで使われる針金製本の代わりに、紙素材の芯で綴じるペーパーホチキス製本は、伝統工芸品の水引をヒントにしたもの。紙製なので安全で、芯の色は白を含む7色を用意している。

その他、中正紙工ではカレンダー製本サービスとしてホットメルト、ダブルリング・スパイラルリング、糸綴じ・中綴じなどを提供している。