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三進社 RMGT1020ST-5+LED-UV実機内覧会でワンストップの現場を披露

2019.6.18

三進社に導入されたRMGT1020ST-5++ED-UV機

三進社に導入されたRMGT1020ST-5++ED-UV機

ワンストップサービスで印刷の製造を受注している三進社は、6月13日と14日の2日間にわたり、リョービMHIグラフィックテクノロジー(以下、RMGT)の菊全判5色機RMGT1020ST-5+LED-UVの実機内覧会を、東京都墨田区の業平工場で行った。顧客先や関係者など2日間で220名が来場し、同社が力を入れている石灰石から生まれた素材LIMEXへの印刷実演など、最新の印刷生産工場が披露された。

 

LIMEXシートについて解説する三進社・室氏

LIMEXシートについて解説する三進社・室氏

内覧会の冒頭あいさつする沼澤社長

内覧会の冒頭あいさつする沼澤社長

 

実機内覧会は、同社の沼澤誠社長の挨拶からスタート。印刷の生産スピードを追求し続けてきた1990年代、2000年目前でカラー印刷をスタートし、2009年にはLED搭載型の印刷機を導入し、その後8色機へと、時代のニーズに応じた生産体制で進化してきた同社の足跡を紹介。現在はさらなる進化を目指していることを報告した。

続いて、新たな取り組みとして注目を集めつつあるLIMEXシートへの印刷の取り組について、同社営業販売促進部の室雄一氏が解説。耐水性や半永久的にリサイクルできる素材であるなどの特長を生かし、飲食店のメニュー表への採用などで普及しつつあり、特に今後はプラスチック素材の代替え品として注目できることなどを紹介した。

また、RMGTの藤澤孝次氏からは、導入された品質検査装置PQS-D(I+C+R)搭載の高速オフセット印刷機RMGT 1020V1ST-5+LED-UV(以下、RMGT 1020ST)についても紹介があった。同機は、サイマルチェンジャーにより全版同時に版交換を行い、交換時間は75秒を実現。ハーモニックドライブの採用で同位相位置へ素早い切替が実現している。また、印刷品質管理システム(PQS-D)の濃度追従機能による省人化が図られている。

LIMEXシートへの印刷見本

LIMEXシートへの印刷見本

 

設備についての解説の後、実機による実現と見学となり、RMGT 1020STのほか、RYOBI 928P+LED-UVや製本・後加工の現場も見学した。実演では、LIMEXシートへ、RMGT 1020STで4色LED-UV印刷+OPニスの印刷を行った。その過程で、同時版交換による生産性の向上や、CCDカメラとナンバリングによる品質検査の様子など、効率的な印刷の現場が披露された。

 

印刷物を自動で梱包する設備も設置されている

印刷物を自動で梱包する設備も設置されている

業平工場の製本工場も見学

業平工場の製本工場も見学

印刷実演の後には、業平工場の3階から1階までの製本の現場を見学。製本・丁合・三方断裁機などが設置されている3階、折り機と中綴じ機が並ぶ2階、無線綴じ機CABS6000や三方断裁機のほか、自動梱包機なども設置されている1階まで、全てが三進社のワンストップの現場が隈なく披露された。