岐阜・大垣印刷 破産手続き開始決定受ける

岐阜の大垣印刷㈱は、2018年12月28日、岐阜地裁より破産手続き開始決定を受けた。負債は約3億円。なお財産状況報告集会期日は、4月12日午前10時。

同社は1924年に創業した老舗の印刷会社。企業用一般帳票・伝票類及び宣伝広告物、教育関連印刷物を主体とするオフセット印刷を手掛け、地元を中心に営業基盤を築いた。
得意先の経費節減、ペーパーレス化等により印刷物の受注が減少していたほか、競合による受注単価の値下げもなどもあり売上げが減少。減収に伴い連続欠損を余儀なくされ、債務超過に転じていた。借入金の返済猶予措置を受けるなどしてしたが、事業継続のメドが立たず、2018年10月9日に事業を停止し、自己破産を申請していた。

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