DNP 温室効果ガス削減目標が国際環境団体の認定取得

大日本印刷(DNP)は、グループで策定した2030年度温室効果ガス(GHG:greenhouse gas)の排出削減目標が、パリ協定の「2℃目標」を達成する上で科学的な根拠がある水準であると認められ、国際的な環境団体「Science Based Targets(SBT)イニシアチブ」の認定を取得した。

DNPは、海外を含むDNPグループ全体のGHG排出量について、2005年度との比較で、2020年度までに10%、2030年度までに20%を削減する目標を掲げ、空調設備や動力の省エネ、製造ラインの運用改善、熱源機器の高効率化などに取り組んできた。その結果、基準値である2005年度排出量1,110千トンに対して2016年度の実績で929千トンと、16.3%削減し、目標を達成した。
今回DNPは、気候変動に対する世界的な関心の高まりを受けて削減活動を一層強化し、パリ協定の「2℃目標」に合致するようGHGの排出削減目標を新たに制定し、この目標が、科学的根拠に基づくものとしてSBTイニシアチブの認定を取得した。

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