TOPPAN 「白い恋人」の個包装を再生樹脂パッケージに順次切り替え、年間約46トンのCO₂ 排出量削減へ向けインクの一部に植物由来原料を使用

石屋製菓株式会社(ISHIYA)と、TOPPAN ホールディングスのグループ会社である TOPPAN 株式会社は、ISHIYAにおけるCO₂排出量削減を始めとした、環境に配慮した製造工程の構築に向けて協業を開始する。

 協業の第一弾として、2月4日より、ISHIYAとTOPPANが企画・開発した再生樹脂を使用したフィルムを、ISIYAの提供する「白い恋人」の個包装に採用し、順次切り替えていく。

 再生樹脂フィルムに切り替えることで、従来のフィルムを使用した時と比較し、バージンプラスチック使用量を年間約 40 トン、CO₂排出量の年間約 46 トン削減が見込まれている。また、インクの一部に植物由来原料を使用する。

 「白い恋人」のパッケージは、既に森林認証紙を使用した化粧箱、バイオマス素材を主原料としたトレー、紙素材のシールを採用しており、高い環境適性を持つ部材が使われている。

なお、TOPPANは今後、本フィルムをISHIYA以外の様々な業界に向けて提供を進め、持続可能な社会の実現に貢献していく。

再生樹脂を使用したフィルム。表面の右下「CHOCOLAT BLANC ET LANGUE DE CHAT」の金文字に 植物由来のインクを使用。裏面にPlastic Smartロゴマークとバイオマスマークが追加されている。

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