【展示内容】業界の“今”と“未来”を読み解く、特別企画コーナーを一挙紹介

「JAPAN PACK 2025」では従来の製品・技術展示に加え、業界の“今”と“未来”を読み解く特別企画を多数展開する。JPack-Fmt標準を軸にしたIoT連携、循環経済と脱炭素を見通すライフサイクル展示、全国12大学の研究成果発表、スタートアップのピッチなど、現場実装と将来像を同時に体感できる。

出展者が新規性・独創性を発揮し、全力で取り組んでいる優秀な技術や製品を表彰する「JAPAN PACK AWARDS 2025」を実施。創意工夫に満ちた優秀な製品や技術に対し、審査委員会が独自の基準で厳正に審査し、特に優秀と認められる製品をパネル展示する。会期開催2日目には授賞式を挙行する。

  • 『包装×DX』コーナー
    デジタル技術による生産性向上、人手不足解消、技術継承などの課題に焦点を当てた展示。
     ▶重点な4つのテーマ
      1. 生産性向上
      2. リモートメンテナンス
      3. 人手不足解消
      4. 属人化解消・技術継承
  • 『包装×GX』コーナー
    環境負荷低減に向けたグリーントランスフォーメーションを紹介。
     ▶注目の4つのカテゴリー
      1. 機器と資材の環境配慮設計
      2. 省エネ・省資源
      3. 包材使用量の削減
      4. 食品ロス削減

 

JPack-Fmt標準を用いた機械データの統一表示により、メーカー間で異なるデータの共通化を実現し、工場全体の最適化や現場の意思決定速度向上に向けた取り組みが紹介される。

個別企業だけでは解決が難しい包装ライフサイクルの課題に対し、ステークホルダーが連携して情報を発信。
「“C”でつなぐ未来の循環」をテーマに、Circular EconomyとCarbon Neutralの実現を目指し、国内外の社会動向を踏まえた2030年までのマイルストーンや、6つの包装ライフサイクル(調達、設計・製造、充填・包装、使用、回収・排出、再生)に関連する個別・協業事例を紹介する。豊かな社会と未来のために新たな包装の価値を創る。

全国12大学の研究成果を【人と暮らし】と【地球の未来】の2テーマで紹介する「研究成果発表ポスターセッション」も新たに開催。AI、予兆保全、バイオプラスチック、食品ロス削減、地域循環型社会など、多様な研究が集約されることで、包装分野の未来を切り開くアイデアが来場者に伝わる。

来場者が抱く課題や疑問に包装のプロが直接答えるコーナー。
出展者の最新技術情報や主催者独自のデータベースを使用して、出展者のシーズと来場者のニーズをマッチングする。

クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス(CLOMA)に所属する26社・団体が一堂に会し、新素材・代替素材やプラスチックの適正使用、環境デジタルソリューションなどを通じて、容器包装の新たな役割やトレンドを発信する。

スタートアップ企業や教育研究機関が、AIや生成AI、深層学習を活用したDXやGX施策を展示やピッチ形式で紹介し、次世代のイノベーション創出の場として来場者の注目を集める。

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