大和グラビヤ インドネシアに新会社「PT. DAIWA GRAVURE INDONESIA」設立、初の海外生産拠点
軟包装資材の開発・製造を手がける大和グラビヤ株式会社(本社:兵庫県尼崎市、代表取締役:辻野良広)は、2024年5月14日、インドネシア共和国における新会社「PT. DAIWA GRAVURE INDONESIA(略称:DGI)」の設立を発表した。
今回設立されたPT. DAIWA GRAVURE INDONESIAは、大和グラビヤにとって初の海外生産拠点であり、グローバル市場への供給力強化を目的としている。2026年初頭には稼働開始を予定しており、食品包装を中心とした軟包装資材を供給する計画である。
同社は現地の経済成長と製造インフラの発展に注目し、強みを活かしながら「現地協業によるファブレス型ビジネスモデル」での展開を進めていく。
インドネシア市場を中心にASEAN圏への展開視野に
大和グラビヤは、PT. DAIWA GRAVURE INDONESIAをインドネシア市場への安定供給の拠点と位置づけると同時に、将来的にはタイやベトナムなどASEAN諸国への展開も視野に入れている。アジア地域における高まる包装資材ニーズに応えるべく、技術と品質を維持したままグローバルな供給体制を整える。
PT. DAIWA GRAVURE INDONESIAの概要
- 会社名:PT. DAIWA GRAVURE INDONESIA
- 所在地:Karawang International Industrial City(KIIC)内
- 設立日:2024年4月25日
- 事業内容:軟包装資材の製造および販売
- 資本金:約6.3百万USドル(約9.6億円)
- 出資比率:大和グラビヤ株式会社 100%
- 稼働予定:2026年初頭