新星コーポレィション FSC認証紙「Bright Jet FSシリーズ」でCO₂排出を完全オフセット 大判インクジェット用紙を“まるごとゼロ化”したサービスを開始

株式会社新星コーポレィションは、FSC認証大判インクジェット用紙「Bright Jet FSシリーズ」を対象に、製造から出荷までに発生するすべてのCO₂排出量をカーボンクレジットで完全オフセットするサービスを開始した。
ユーザーは「Bright Jet FSシリーズ」を採用するだけで、SDGsやESGの目標達成に直結する。

Bright Jet FSシリーズで印刷物のCO₂排出を実質ゼロに

新星コーポレィションは従来からFSC認証紙を通じて持続可能な森林管理を支援してきたが、今回はさらに一歩踏み込み、CO₂排出まで含めたカーボンオフセットスキームを構築した。ライフサイクルアセスメント(LCA)に基づき算定した排出量を、森林保全団体more treesが提供するカーボンクレジットで全量償却。これにより「Bright Jet FSシリーズ」で制作した印刷物は、CO₂を実質的にゼロ化できる。企業はCSRやESGレポートでの活用、Webサイトでの環境訴求にも直結する。

森林保全と地域活性化にも波及

同取り組みで活用されるカーボンクレジットは、more treesの国内森林保全プロジェクトから生まれるもので、間伐支援や林業活性化を通じて地域経済への貢献も果たす。さらにSDG12「つくる責任 つかう責任」、SDG13「気候変動に具体的な対策を」、SDG15「陸の豊かさも守ろう」といった国際目標の達成にも寄与する。

脱炭素社会の実現へ展開を拡大

新星コーポレィションは今後、全製品へのLCA展開による環境影響の可視化、顧客との共同オフセットスキーム開発、CDPやTCFDなど外部評価への積極的な情報開示を進める方針。
スローガンに掲げる「印刷を通じて、森林を守る。未来を守る。」のもと、印刷ビジネスを通じた脱炭素社会の実現を目指していく。

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