東印工組、東京都および東京都中央会より「価値創造のための中小印刷産業再編プロジェクト」受託
東京都印刷工業組合(東印工組、瀬田章弘理事長)は、東京都中小企業団体中央会が東京都と連携して実施する団体連携型事業承継支援事業に「価値創造のための中小印刷産業再編プロジェクト」として企画提案に参加し、受託事業者として採択された。
委託事業では「価値創造のための中小印刷産業再編プロジェクト」と題し、印刷業界に特化したマッチングサイトを構築すると共に、イメージキャラクターやPR動画を活用することで事業承継に対するポジティブな価値観の創出を図る。また、東印工組の情報プラットフォーム「CONNECT」と連携した専用のデジタル基盤を整備し、情報の集約・発信を強化する予定。さらに、組合員限定で構成する 「M&Aクラブ」を通じて、マッチング希望企業同士が直接情報交換を行える場を提供するなど、組合ならではのネットワークを最大限に活用した支援体制を構築する。
同事業は令和7年度から令和9年度まで最長1事業年度の継続受託となる。1年目でマッチングサイトの開設や、組合員に対する事業承継のサポートを開始。令和8年3月31日までに中央会に事業実施報告書を提出する予定となっている。