富士フイルムBI クラウドサービス「FUJIFILM IWpro」提供開始、顧客が現在利用しているシステムを最大限生かし、業務プロセス変革を支援

富士フイルムビジネスイノベーション株式会社(富士フイルムBI)は、11月6日より、CHX(カストマー・ハッピー・エクスペリエンス)を実現するソリューション・サービスの第二弾として、顧客が現在利用しているシステムを最大限生かした業務プロセス変革を支援し、DXを加速する新たなクラウドサービス「FUJIFILM IWpro」(フジフイルム アイダブリュ プロ)を日本およびアジアパシフィック地域で提供開始する。

昨今、中堅・中小企業では、DXに向けた取り組みが注目されている一方で、その取り組みは停滞している実態がある。その理由として、業種業務を問わず、複数システムの導入により個別の業務プロセスでは効率化を図っているものの、システム同士や業務プロセス間の情報のやり取りに人手が介在し業務全体を俯瞰した改革までつながっていないことが挙げられる。

FUJIFILM IWpro概要

「FUJIFILM IWpro」は、クラウド上のワークスペースを中心に、複数のシステム同士や業務プロセス間の情報を、人手を介在せずにやり取りできる統合環境を構築し、チームメンバーが円滑に協働できるサービス。ひとつのワークスペースを起点に情報のデジタル化から、確認・加工・出力・送信までさまざまな作業が行えるため、同じ情報を複数のシステムに転記するなどの重複作業も不要となる。また、チャット機能でコミュニケーションを図ったり、作業ナビゲーション機能によりボタンをクリックするだけで共有されている手順に沿って作業を進めることが可能。複数のシステムを利用する場合でも、経験やスキルを問わず作業を行うことができ、業務の属人化の解消につながる。さらに、ワークスペース上でさまざまなパートナー企業の業務システムと連携するため、すでに導入済の使い慣れた業務システムを生かして、スムーズに業務を進めることができる。

富士フイルムBIは、パートナー企業が提供するさまざまなクラウドサービスとの連携をより一層強化し、多種多様な業務プロセスの変革を支援することで、DXをさらに推し進める。また将来的には、クラウド上に蓄積された業務データや履歴を見える化・分析することで、さらなる業務プロセスの最適化を行い、企業の成長をより強力にサポートする。

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