大塚商会は６月17日からMicrosoft Intuneを活用した新たな代行サービス「たよれーる リモートロック・ワイプ代行サービス for Microsoft Intune」の提供を開始した。テレワークの定着に伴いモバイル端末の利用が拡大する中、紛失時の即応性と情報漏洩対策の強化を支援する内容となっている。

紛失時も安心、24時間365日対応のリモートロック・ワイプ

同サービスは、Microsoft 365環境下で端末を紛失した際、24時間365日体制で大塚商会が遠隔対応を代行するもの。ユーザー本人確認を経て、即時に端末をロックまたは初期化（ワイプ）する。対応後は報告も行われ、迅速かつ安心なセキュリティ対応が可能となる。

導入企業は、情報漏洩リスクへの備えに加え、社内のIT管理担当者の負担軽減というメリットも享受できる。提供価格は月額100円／ID（税別）で、同社が提供する「たよれーる Microsoft 365」のIntuneライセンスと同数での契約が前提条件となる。

Intune活用企業に向けた最適な選択肢

同サービスは、Microsoft Intuneでのデバイス管理を導入する企業にとって最適なソリューションとして設計されており、中小企業から大企業まで規模を問わず活用できる。モバイル端末の紛失・盗難リスクに備え、管理体制の強化と業務の効率化を同時に実現できる内容となっている。

マイクロソフトもこの取り組みに期待を寄せており、国内企業のセキュリティ・IT人材不足解消に向けた大塚商会の提案力と連携に強い信頼を示している。