リコー カラープロダクションプリンター「RICOH Pro C5410S/C5400S」を5月29日に発売、 基本性能と印刷品質の向上で、企業内印刷・商用印刷の幅広いニーズに対応
株式会社リコーは5月29日、カラープロダクションプリンター「RICOH Pro C5410S」 「RICOH Pro C5400S」を発売する。
新製品は、高速出力や優れた用紙対応力といった前身機の特徴を継承しつつ、基本性能を大幅に強化した。ウォームアップタイムは、RICOH Pro C5410Sで26秒、RICOH Pro C5400Sで41秒と、 前身機の119秒から大幅に短縮。また、フィニッシャーオプションには、業界初となる用紙を水で湿らせて圧着する針なし綴じ機能を採用し、最大 20 枚までの針なし綴じが可能となった。
画質と用紙対応力も向上しており、さまざまな販促物の制作ニーズに対応し、売上拡大を支援できる。さらに、1パス両面 ADF(自動原稿送り装置)は名刺や領収書など小サイズ原稿の読み取りに対応し、業務を効率化するさまざまなアプリケーションと連携することで、DX を促進する。
商用印刷ではより高いクオリティを目指す生産機として、上記の機能に加え、用紙搬送の安定化や細かな調整機能による画像位置精度を向上。さらに、用紙設定におけるユーザーインタ ーフェースも改善しており、安定した印刷品質を実現し、印刷事業を力強くサポートする。
【「RICOH Pro C5410S/C5400S」の主な特徴】
一般オフィス向け
・ウォームアップタイムがRICOH Pro C5410S は26 秒*1、RICOH Pro C5400S は41 秒と前身機の119 秒以下から大幅に短縮。ファーストコピータイムもフルカラーでRICOH Pro C5410S が6.5 秒、RICOH Pro C5400S が7.2 秒と、利用者を待たせることなく出力が可能。
・スキャナー読み取り速度は両面300 ページ/分と、前身機から大きく向上。さらに、AI による天地識別機能や名刺などの小サイズ原稿の連続スキャンにも対応し、スキャン業務の効率化を実現。
・静電容量式の10.1 インチフルカラータッチパネル新「MultiLink-Panel」を搭載。操作性が向上し、指先ひとつで直感的に操作や設定が可能。
・幅広い用紙対応力と多彩なオプションでオフィスでの販促物印刷をサポート
幅広い用紙対応力と多彩なオプションでオフィスでの販促物印刷をサポート
・コート紙や耐水紙、封筒やクリアファイルなど、さまざまな種類の用紙への印刷に対応。さらに、最大1,300 ㎜の長尺印刷も可能で、オフィス内での多様な印刷ニーズに対応。
・フィニッシャーオプションは、業界初*となる、用紙を水で湿らせて圧着する針なし綴じ機能を採用。最大20 枚までの針なし綴じに対応し、特に食品関連企業や幼稚園・保育園などの教育施設、介護福祉施設など、安全性が求められる現場でも安心して使用が可能。環境への配慮も兼ね備えた機能。
・紙折りオプションは、前身機に比べて幅を半分以下の約209 ㎜に抑え、省スペース化を実現。コート紙の折り加工や、長尺用紙の三つ折りにも対応し、対応業務の幅を拡大。
印刷業向け
・安定品質を実現する機能で印刷業の幅広いニーズに対応
・エアピック給紙トレイの接続ユニットの機構および本体への接続方式を刷新。これにより、用紙搬送の安定性が向上し、表裏見当精度や長尺印刷時の画像位置精度が大幅に改善。
・台形補正・直角度補正機能を搭載し、従来以上に高精度な画像位置調整が可能。
・用紙設定のユーザーインターフェースを改善。「かすれ」「濃度不足」「ムラ」といった印刷時の現象から調整項目を選択できるようになり、効率的な設定が可能。
・用紙設定機能に転写条件の簡易設定モードを追加。複数の転写条件の調整チャート(出力見本)をパターン毎に出力し、好みの仕上がりを選択することで、設定作業の負荷軽減と印刷前調整の時間を短縮。
・新たに封筒定着オプションに対応し、封筒印刷の速度が向上。