プラグ 10秒で商品デザインを評価するAIに、棚評価とネーミング・コピー評価を追加、消費者に好まれるデザインと、ネーミング・コピーを瞬時に解析

 マーケティング・リサーチとデザイン開発を行う株式会社プラグは、東京大学と共同研究した「パッケージデザインAI」を提供している。同システムは、1020万人に上る消費者調査の結果をAIの学習データに使い、消費者のデザインに対する好意度などを予測できる。このほど、棚評価機能とネーミング・コピー評価機能を追加。ユーザーのデザイン開発の高度化と効率化に貢献する。

 『パッケージデザインAI』 とは 消費者がデザインをどのように評価するかをAIが予測するサービス。消費者が商品デザインをどの位好むかをスコア化した「好意度予測」、消費者が商品デザインのどの部分を注目しているのかを可視化する「ヒートマップ」、消費者がどのようなイメージを持つか19のワードをスコア化する「イメージワード」、消費者の好き嫌いの差をスコア化する「好意度のバラつき」の4つの機能を提供。最短10秒で消費者のデザイン評価を得ることができる『パッケージデザインAI』は、多くのマーケターの関心を集め、普及・活用が進んでいる。

 新たに追加された「棚評価」機能は、競合商品や商品が置かれる位置によって、自社商品がどの程度注視されるかをヒートマップで確認できる。「ネーミング・コピー評価」機能は、商品デザインと合わせて、どの案が消費者に好まれるかなどをAIが予測する。

 また、英語版での提供を開始し、既海外のユーザーに使いやすいものになっている。

商品棚で注目される箇所をヒートマップで表示
ネーミング・コピーの好感度をグラフで予測

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