コダック、全国で新製品発表会

コダック テピア コダック合同会社は7月27日、東京都港区のTEPIAホールで「Kodak Sonora XJ プロセスフリープレート新製品発表会」を開催し、省電力対応型のSonora XJを紹介した。発表会は大阪、名古屋、金沢、福岡、岡山、仙台、札幌の各地で開催されている。
 新製品は現像機・現像液がいらない機上現像方式のプロセスレスプレート。露光後、印刷機に装着し、インキのタックを使って非画線部感光層を剥がして現像する。LED-UVやH-UVの省電力型UV印刷機への適性が高く、耐刷性も油性インキで20万枚を達成した。単層構造ながら感度も高く、生産性を向上したほか、20ミクロンのFMスクリーニングに対応している。刷り出しも早く、テストの結果では10枚目にターゲット濃度に達している。
 発表会ではこのほか「コストパーページからコストパーレスポンスの時代へ」を演題に東洋紙業の梅原大志氏がオフ輪に装着したインクジェットヘッドによるバリアブル印刷とマーケティング手法について講演した。

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