トッパン・フォームズ 200℃の高温環境下で使用可能な薄型・軽量のRFIDタグを開発

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開発した「耐熱ラミネートタグ」

トッパン・フォームズは、200℃の高温環境で使用可能な薄型・軽量のUHF帯RFIDタグ「耐熱ラミネートタグ」を開発した、販売を開始した。同製品は、繰り返し使用できる従来品の30分の1の価格となっており、製造現場などで使用する際のタグ洗浄や定期交換などのメンテナンスが必要ないワンタイムユース製品。

また、高耐熱素材のポリイミドフィルムを使用しており、表面を繊維ベースの特殊素材でラミネートすることで、厚さ0.6㎜、重さ3gの薄型・軽量で、かつ200℃の高温環境で使用できる高耐熱性を実現した。紙のように柔らかい質感なので、管理対象物に直接貼付しても傷が付きにくく、安心して使用できる。

同社は、高温環境で使用できる耐熱RFIDタグとして、従来の硬質樹脂タイプに加え、今回の「耐熱ラミネートタグ」を開発・提供することで、製造現場におけるメンテナンス頻度や使用環境に最適なRFIDソリューションの導入に貢献する。

「耐熱ラミネートタグ」の特長は、①200℃の高温環境下で使用可能な耐熱性、②厚さ0.6㎜・重さ3gの薄型・軽量で管理対象物に傷を付けにくい、③従来品の1/30の価格のワンタイムユース製品なのでメンテナンス不要、④取り付け用の穴が2カ所あり、ネジによる設置やぶら下げなど、多様な取り付けが可能、⑤自社開発のためサイズや取り付け用の穴の位置などカスタムにも対応可能。

今後、トッパンフォームズは自動車や鉄鋼材の塗装工程のような高温環境の製造工程を伴う製造業を中心に「耐熱ラミネートタグ」や周辺機器、読み取りアプリケーションの販売促進を行っていく。

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