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【抗菌・抗ウイルス印刷特集】三進社 LIMEX利用の抗菌グッズを販売、安心とイメージアップのツールづくり

2021.1.15

オリジナルの「マスクケース」12種類

オリジナルの「マスクケース」12種類

2013年4月に抗菌製品技術協議会(SIAA)の認証を取得した三進社は「抗菌印刷サービス」により、高まる清潔・安全のニーズに対応している。抗菌印刷を証明する「SIAA」認証マークが入った印刷物が、安全・安心の企業イメージの向上や感染症対策の意思表示につながるとして、各方面から問い合わせや受注が増えている。

同社の国定満営業部長は「国内でコロナの感染が始まった頃から、一部のお客様から抗菌印刷の問い合わせが始まりました。昨年の3月、4月から予定していた仕事の中止が相次ぐ一方、新規の案件では抗菌印刷が多くなり、クライアントにすぐに提案したい、表紙の印刷にSIAAマークを入れたいという要望が増えました。カタログやパンフレットにSIAAマークを入れて企業イメージを高めたい、人の手に触れる封筒などは抗菌印刷にしたい、マスクケースのサンプルが欲しいという要望が聞かれます。抗ウイルスへの対策として抗菌印刷に対するクライアントの関心がさらに高まっていると感じます」と語っている。同社の室雄一営業販売促進部営業長は「マスクケース、レストランのメニュー、封筒、ランチョンマット、雑誌や書籍の表紙、パッケージ、文具や日用品など清潔感や安心感を求める印刷物に対して抗菌印刷が採用されています」と説明する。

中でも、最も受注が多いのが抗菌マスクケース。同社では、石灰石を原材料とした新素材LIMEXと、コート紙を使ったマスクケースを作成。女性社員から「マスクケースが欲しいが可愛いものがない」という声を反映して、12種類のデザインを制作し、オリジナルECサイト(『たまて屋』https://tamateya.shopselect.net/)を開設して販売を始めた。価格は1個550円。大手通販サイトでも販売している。

SIAAが認定する抗菌印刷は、抗菌加工されていない製品の表面と比較して、細菌の増殖割合が100分の1以下と規定されている。厳しい基準をクリアしている同社の抗菌印刷について、寺嶋寛営業販売促進部主任は「複数の人が手にするレストランのメニューや文具・日用雑貨、商品パッケージ、書籍・雑誌類や、子供が扱う書物などに採用することで、印刷物が衛生的に保たれ、利用者が安心することができます。そのため、商品の差別化や企業・組織のイメージアップを目的とした抗菌印刷への問い合わせは増えています。ホテルやレストラン、テーマパークからもSIAAのマークを入れた抗菌のマスクケースやランチョンマット等の問い合わせが多くなっています」と期待を語っている。