Xeikon 新しいメタリックトナーでフルカラーを超えた印刷を実現

Xeikon は、デジタルラベル印刷機の Cheetah 2.0 シリーズ用に、新しくゴールドとシルバーのメタリックトナーの導入を発表した。これは、ラベル業界に重点を置き、アプリケーションに合わせたソリューションの開発を行うという Xeikon の戦略に基づくもの。

ワイン、健康食品、化粧品などのラベル制作には、一般的に特殊な装飾加工が必要とされる。こうした加工には従来、メタリックな基材への印刷、メタリックインクでの印刷、または箔押しやコールドフォイルなどの方法が利用されてきた。しかし、これらの従来技術では、高価な材料やツールを必要とし、期待される品質を得るためには大量の廃棄物も発生するため、セットアップコストが高くなってしまう。メタリックカラーをデジタルで追加することにより、これらの余分なコストを排除し、二次的な工程も不要となり、パーソナライズされたラベルなど付加価値の高い新たなデザインも可能となる。

Xeikon は、数年前に「クリエイティブトナー」シリーズを発売しまたが、これは特殊なカラーでパッケージを引き立てるように設計された製品。このクリエイティブトナーとして最初に導入されたのが、パラジウムシルバーとマットシルバーである。
そして今回、フロップインデックス(メタリックカラーの反射率を測定する指標)が6~8であるフレキソ印刷でのゴールドやシルバーのデジタル代替品として、新しいメタリックゴールドとメタリックシルバーを追加し、トナーのラインアップを拡張した。
これらのメタリックカラーは、Xeikon Cheetah 印刷機の5つ目の印刷ステーションに搭載される。ドライトナー技術により、トナー供給ユニットと現像ユニットを単純に交換することで容易にカラーを替えることができる。大掛かりなクリーニング工程も不要で、ジョブ間に掃除機で軽くブラッシングするだけで、すばやく再稼働することができる。

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