【HSF2026】ホリゾン デジタル印刷機用自動糸かがり製本機SMYTH DX-E、折丁から糸かがりまでワンパスで実現

ホリゾングループが10月28日から30日までの3日間、本社びわこ工場内Horizon Innovation Park(滋賀県高島市)で開催される『Horizon Smart Factory 2026 in HIP』(HSF2026)に、デジタル印刷機用自動糸かがり製本機SMYTH DX-Eを出展する。同機は単体ではワンパスの糸かがり製本機だが、HSF2026では前後工程も含めてラインとして構成し、その全自動プロセスを紹介する。

DX-Eは、デジタル印刷機で印刷されたシートの給紙から、4ページの折丁の作成、丁合、その後の糸かがり製本までを全自動で行うシステム。糸かがり製本機FX-Eに、自動パイルフィーダーをインライン接続したモデルとして開発された。

操作性の面では、タッチパネルディスプレイにより、すべての機械操作やパラメーター設定を一括で行うことができる。ネットワークインターフェイスも標準装備し、有線・無線のどちらの接続にも対応する。

品質管理の面では、高精度検出システムを搭載。シーケンス制御はオムロン社製カメラで実行され、1D/2Dコード読み取りシステム(オプション)により、シートごとの高精度な測定を可能にした。これにより、生産上に潜む問題を正確に検出・識別し、誤警報や不必要な機械停止を防止する。

給紙部には、エアーサクションヘッドとエアーによるシートセパレーション機構、給紙ローターを搭載。ボールレールテーブルを通過させることで用紙を正確に揃え、Pepperl+Fuchs社製の電子制御超音波センサーが用紙の厚みを検出し、重送(2枚送り)を防止する。

筋入れ部には、2本のスリッターシャフトにTech-ni-Fold社のTri-Creaser Fast Fitを装着。長手方向でも品質が変わらない折り加工を実現する。

プラウ折り部では、4ページの折丁を作成。搬送用ポリコードベルトとシート間の摩擦を調整するシステムにより、さまざまな用紙に対応する。ローラーガイドは糸かがり前の膨らみを抑え、弾力性のあるシート搬送ローラーが用紙の厚みに応じて柔軟な調整を行う。

丁合部では、複数枚の折丁を挿入することが可能で、同じ本でも異なるページの挿入にも対応。丁合された折丁は、サドルプッシャーにより糸かがりを行う鞍へ正確に搬送される。

糸かがり部には、新しいヘディングアップシステムを採用。折丁の地側を支える固定ヘッダーと、天側を保持するアライメントグリッパーで構成され、様々なサイズの折丁を正確な位置にセットする。

排出部では、糸かがり製本後のブックブロックを、オペレーターが取り出しやすいように背表紙を上にして排出。要望に応じて、自動で本をスタックするSMYTH Easystackと接続することもできる。

主な仕様は以下の通り。

【用紙サイズ】(幅×長さ)

最小:180×200mm

最大:390×500mm

【折丁サイズ】(幅×長さ)

最小:180×100mm

最大:390×250mm

【最高機械速度】

200m/分以上(用紙、サイズ、折丁構成により異なる)

【用紙坪量】

50~180gsm

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