[茨城]新生プリント 破産手続き開始決定受ける

茨城県水戸市の 有限会社新生プリント は、4月13日、水戸地裁より破産手続き開始決定を受けた。負債は債権者約8名に対し約2700万円。

同社は、1960年に創業した印刷業者。チラシ、ポスター、パンフレット、カタログから帳票類、冊子、出版物などに至るまで幅広い印刷を手がけ、地元官公庁を主力得意先としていた。しかし、ペーパレス化の浸透から印刷需要が減退し、同業他社との競合激化もあり受注の減少が避けられず、売上高が減少。慢性的な業績不振により資金繰りが悪化し、設備更新の際に調達した金融債務も負担となり、2017年12月末日までに営業活動の停止を余儀なくされた。

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