奥村印刷 『折り紙食器beak』が「発明大賞」の 考案功労賞 を受賞

日本発明振興協会と日刊工業新聞社共催による「第48回(2022年度)発明大賞」に、奥村印刷株式会社がオリジナルで開発し、特許を取得している『折り紙食器beak』が「考案功労賞」を受賞した。

発明大賞は、発明考案を通じて産業の発展や国民生活の向上に寄与した資本金10億円以下の中堅・中小企業や個人、グループに贈られるもの。

この度、発明大賞の「考案功労賞」を受賞したのは、糊や接着剤を使わない組立式の折り紙食器『災害備蓄用 紙製食器 beak(ビーク)』。
シートに切れ込みと筋押し加工をすることで、糊や接着剤、留め具などを使わずに、強固な組み立て式の紙容器を実現している。
厚さ0.42㎜のA4判で、環境に配慮した耐水耐油耐熱用紙を採用。非使用時はシート状なのでかさばらず、100人分の食器も厚さ4.5㎝の。梱包時の緩衝材も不要で、大量備蓄や搬送性に富むため、防災用品として優れている。
カップ、カトラリー付きの皿、丼を考案し、汁物を含むあらゆる料理に適応する容積、強度を持たせている。


全て紙製で、切り取って折るだけで食器になる『折り紙食器beak』
日使用時はA4サイズ/厚さ0.42㎜なのでかさばらず、大人数分あっても保存の場所に困らない

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