吉田印刷所 グラシン紙を使用した 片面全体が半透明の特殊封筒「販促用グラス封筒」発売、透明袋のDMの脱プラ提案

新潟市の株式会社吉田印刷所は、グラシン紙を使用し、片面全体が半透明の特殊封筒「販促用グラス封筒」を発売した。
「販促用グラス封筒」は、中身が透けて見えるため既存のOPP袋の代替品として活用できる。ダイレクトメール(DM)でよく使用される長形3号(長3)タイプと角形2号(角2)タイプをラインアップしている。


同社では、2017年から中身が透けて見えるグラシン封筒を販売しており、年々注文数が伸びている。上品に透けるグラシン封筒は、リピートユーザーも多いアイテムとなっいる。
しかし、現在販売しているグラシン封筒は素材が薄く扱いにくいため、製造する上でサイズや数量等に制限があり、コスト面でも購入者の負担が大きいアイテムとなっていた。

角形2号タイプにA4サイズのチラシを入れた様子
長形3号タイプにチラシを入れた様子

この状況を打破するため、素材と生産方式を見直し、グラシン紙と他の素材を貼り合わせた封筒状のアイテム「グラス封筒」の開発に着手。その結果、サイズや製造数量を柔軟に対応できるようになった。

今回、製造・販売するアイテムを選定するにあたり、日々送付されてくるイベントや新商品案内の販促用DMでOPP袋が使用されている現状を見て、OPP袋を「グラス封筒」に置き換えることでDM発送元企業の脱プラスチックの活動に貢献ができると考えた。DMで使用されることを想定し、需要の多い長形3号タイプと角形2号タイプのグラシン紙×クラフト紙の封筒の生産をスタートした。
今後も、市場のニーズに合わせ、素材の組み合わせやサイズなどをアレンジした製品開発を行う予定である。

封筒の入れ口はスリット状

【販促用グラス封筒について】
共通の仕様 素材:グラシン紙・クラフト紙
販売方法  オンラインショップ  https://bit.ly/glass-envelope-craft 
*封筒へのデザイン印刷は別途相談

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