加藤文明社 JAGATオンラインセミナー「『Century Books』―次の100年も本をつくり続ける。加藤文明社の挑戦とデジタル印刷の現実」 4月28日開催
株式会社加藤文明社は4月28日、公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)主催のセミナーで、「『Century Books』―次の100年も本をつくり続ける。加藤文明社の挑戦とデジタル印刷の現実」をテーマに登壇する。

Century Booksに込めた思い
1914年創業で110年を超える歴史を持つ加藤文明社は、教科書・学参書を中心とした出版印刷で「歴史」と「実績」に裏打ちされた信頼性を築いてきた。
しかし、出版市場の縮小や電子化の進展により、従来の延長線上では成長が見込みにくい時代を迎えている。同社が掲げる「Century Books」は、次の100年も本づくりを通じて出版・教育文化を支え続ける覚悟を示すメッセージである。印刷・製本にとどまらず、企画、デザイン、流通、デジタル対応までを包含した“トータルな本づくり”への進化も示す。
デジタル印刷の現実と試行錯誤
講演では、その背景にある試行錯誤のプロセスも取り上げる。加藤氏は前職の米国駐在を通じて、デジタル印刷の現実を目の当たりにしてきた。そこでは、設備導入だけではビジネスとして成立しない課題や、多くの企業が直面した失敗の実態があった。
一方で、成功体験としてニューヨークのParsons School of Designにおける卒業制作プロジェクトを挙げる。若きクリエイターたちと二人三脚で、デジタル印刷ならではの表現の可能性を追求した経験が、「伴走型」の本づくりの可能性を見出すきっかけとなった。
atelier grayが担う役割
講演では、実践の場としての「atelier gray」の役割にも焦点を当てる。顧客との接点を上流へと広げ、クリエイティブと生産を一体化させることで、従来にはない付加価値を創出するモデルをどのように構築してきたのかを紹介する。
また、クリエイティブ面だけでなく、生産力としてのデジタル印刷活用の具体的な取り組みも取り上げる。同研究会では、「Century Books」に込めた思いと実現に至るリアルなプロセスを通じて、これからの印刷会社のあり方を展望する。
『Century Books』―次の100年も本をつくり続ける。加藤文明社の挑戦とデジタル印刷の現実開催概要
- 日時:4月28日(火)14:00~16:00
- 場所:オンライン配信(定員50名)
- 詳細:https://www.jagat.or.jp/archives/548390