コトブキ印刷 「めぐる、手漉紙。」で企業オリジナル再生紙の開発サポートを開始、廃材をアップサイクルした手漉き紙で企業PR

有限会社コトブキ印刷は、今まで捨てられていた廃材を活用し、障がい者施設で手漉きされたアップサイクル・ぺーパーを通して資源の循環や障がいのある方の自立支援を目指すプロジェクト「ことぶく」の名称を「めぐる、手漉紙。」にリニューアルした。今回のリニューアルを通して、全国の企業様を対象に、自社の工場やオフィスで発生する廃材を原料にしたオリジナル再生紙の開発サポートを開始した。

「めぐる、手漉紙。」は、企業や工場で日々生じる廃材を新しい紙に生まれ変わらせることで、環境にやさしい循環型社会に貢献したい。また、障がい者施設の利用者に紙漉きの仕事を依頼して工賃アップに繋げることで、障がいのある方々を苦しめる工賃格差問題という社会課題を解決するために始まったプロジェクト。

廃材を新しい紙に生まれ変わらせる「めぐる、手漉紙。」

「障がいのある方の手漉きによって、捨てられるはずだった廃材に再び命が吹き込まれた紙が社会をぐるぐる“めぐる”ことで、新たな喜びの循環を生み出す」というメッセージをより明確に社会へ伝えるため、名称のリニューアルに至った。

「めぐる、手漉紙。」では、工場で生じる糸や端切れ、木くず、食材の殻や搾りかす、オフィスで生じる使用済み用紙やチラシ、カタログなど、自社で発生する廃材を手漉きの紙にアップサイクルすることができ、「自分たちの廃材を、自分たちで再利用する」という循環を生み出すことができる。
また、「めぐる、手漉紙。」は廃材のアップサイクルを障がい者施設と協働で行っているプロジェクトのため、SDGsの[8:働きがいも経済成長も][10:人や国の不平等をなくそう][12:つくる責任 つかう責任]にも貢献している。

自社の廃材をアップサイクルした紙は、企業理念や社会に対する企業の姿勢を伝える営業・広報ツールとして効果的。ブランディングや顧客関係強化にもつながる。名刺やパンフレット、商品タグ、DM、コースターなど、希望に応じて制作する。
廃材が持つ質感や色味を残しながら、一枚ずつ手作業で漉き込むため、「廃材」と「手漉き」が織りなす唯一無二の風合いが受け取った相手の興味を惹き付け、地域産業の歴史や作り手の思いなど、廃材の背景にある「物語」を伝えるきっかけを作ることができる。

コトブキ印刷では今後、商品ラインナップを増やして、さまざまな企業のアップサイクル・ペーパーづくりを支援する。

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