コダック ワークフローシステムPRINERGYの最新バージョン~自動化機能、セキュリティ性を向上

コダックは全世界で、KODAK PRINERGYソフトウェアの新しいバージョン10.0を発売した。

同社はワークフロー ソフトウェアのパフォーマンス、機能性、セキュリティの強化に投資を続けている。KODAK PRINERGYワークフロー ソリューションは、オフセットおよびデジタル印刷プロセスのスマートな自動化とサポートを提供。オンプレミス、クラウド、またはサブスクリプション バンドルを備えたハイブリッド ソリューションとして利用することができる。ほぼすべてのサードパーティ ソフトウェアおよび機器と互換性があり、幅広いデジタル印刷機に接続する。

PRINERGY 10.0は、サービス契約を結んでいるユーザー、またはクラウドベースのKODAK PRINERGYを使用しているユーザーが追加費用なしで利用可能。新バージョンでは生産性とアプリケーションのセキュリティを向上させるための数多くの機能強化と新機能が提供される。たとえば、新しいMarks JTP (ジョブ チケット プロセッサ) プーリングとアーカイブ&リトリーブJTPプーリングは、ボトルネックを回避し、処理速度を向上させる。PREPS SmartMarks配置の改善により、効率と精度が向上し、HarmonyソフトウェアからKODAK COLORFLOWソフトウェアへの自動プロセステンプレート変換により、この移行が簡素化され、ヒューマンエラーが排除される。

個々のRBA (ルール ベースド オートメーション) ルール アクションにはコメントを追加する機能を追加。従業員間でのノウハウや重要な情報の伝達が容易になる。さらにセキュリティ面では、最新のApple macOS 13オペレーティング システムのサポート、HTML5でのPRINERGYセットアップの利用可能性、ADOBE ACROBATソフトウェア用の新しい 64ビット プラグイン、およびPRINERGYシステムとMIS間のデータ通信をサポートするKodak PRINERGY Business LinkソフトウェアでのHTTPSプロトコルの使用により、安全性と安定性のレベルがさらに向上している。

コダックの最高IT導入責任者であるジム バーンズ氏は「PRINERGYワークフロー ソフトウェアのバージョン10.0は、数多くの改善と新しい機能により、自動化をより高いレベルに引き上げる。これらの進歩により、印刷会社はインフラストラクチャを保護し、収益性を向上させながらワークフロー プロセスを合理化することができる」と、述べている。

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