キンコーズ 石川県で回収した紙を石川県内で使う「石川県 紙の地産地消プロジェクト」に参画、中島商店、中川製紙との提携で実現

キンコーズ・ジャパン株式会社は、株式会社中島商店、中川製紙株式会社と業務提携し、「石川県 紙の地産地消プロジェクト」(以下 紙の地産地消プロジェクト)を開始する。また、当プロジェクトから生まれたオリジナル用紙の商品名の公募も開始する。

「紙の地産地消プロジェクト」は、石川県内で回収された紙資源を再生紙にして、石川県内で利用するというプロジェクト。中川製紙が再生紙の「オリジナル用紙」を生産し、中島商店が流通を担い、キンコーズ・金沢尾山神社前店(石川県金沢市)がオンデマンド印刷サービスに「オリジナル用紙」を利用する。

また、石川県内で「オリジナル用紙」を販売したい事業者も来年1月より募集を開始する。地元の企業や小売業者が参加し、地域で広く活用することで、地産地消の促進と地域経済の活性化に寄与することを目指す。

業務提携の背景と目的として同社では2023年4月より「地域のパートナーとして、地域社会の発展を目指す」をマテリアリティ(重要課題)のひとつに掲げ、キンコーズ店舗を通じて地域企業や自治体との連携、取り組みを強化している。プロジェクトに参加するキンコーズ・金沢尾山神社前店も、「IMAGINE KANAZAWA 2030パートナーズ」の会員として、金沢市で地域の持続可能な社会づくりに参加している。

同社ではプリントオンデマンドによる小ロットプリントサービスで、顧客のコスト削減や余分な在庫を持たないことによる環境負荷の軽減に貢献してきたが、利用が終わった印刷物の再資源化にも注目し、「IMAGINE KANAZAWA 2030 パートナーズ」のつながりから、中島商店、中川製紙との連携を実現。「紙の地産地消プロジェクト」を開始するに至った。これにより石川県で回収した古紙を地産地消の再生紙として循環させることで、環境負荷軽減、地域社会貢献、CO2排出抑制、環境意識の醸成などにつながることが期待できる。

「オリジナル用紙」の商品名については、本日から2023年12月24日(日)まで、一般の方々から公募する。採用された方には、賞品として「オリジナル用紙」を使用したキンコーズでの印刷・加工10万円分利用券をプレゼントする。

<「オリジナル用紙」商品名公募要項>
公募期間:2023年11月16日(木)~2023年12月24日(日)
応募方法:必要事項を記載し下記専用Webサイトからエントリー。
専用Webサイト:https://www.kinkos.co.jp/news/kz001-miraiscenario-localpaper/
必要事項:①商品の名前/②名前の由来・コメントなど/③お名前/④お住まい県/⑤電話番号/⑥メールアドレス
選考:応募作品の中から、委員会での検討の上決定される。なお、応募いただいた名前は補作、修正など加工する場合がある。
発表:2024年1月に専用Webサイト上で発表予定です。
賞品:「オリジナル用紙」を使用したキンコーズでの印刷・加工10万円分利用券

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