第31回小森会世話人総会 新会長に堆誠一郞氏(宝印刷)が就任、2024年度スタートし全国で交流深める

 KOMORI印刷機ユーザーで構成する「第31回小森会世話人総会」が4月18日、東京・早稲田のリーガロイヤルホテル東京で開催された。2024年度小森会事業計画を承認し、「小森会役員承認を求める件」で小松義彦会長(小松印刷グループ㈱)の退任申し出を受け、後任に現副会長の堆誠一郎氏(宝印刷㈱代表取締役社長)が就任した。堆誠一郎新会長は「我々の業界が今後も発展していくために小森会は全国の仲間と情報交換ができる絶好の機会である。この優位性を活かし、全国の会員の協力を得て小森会の発展、業界のさらなる成長を目指していきたい」と小森会事業の意義を強調した。

第31回小森会世話人総会会場

 世話人総会には小森会本部役員、世話人代表、企画委員が出席。2024年度小森会の事業計画、小森会役員を承認した。小松義彦会長は「振り返ってみると中・四国小森会の代表世話人を9年間、小森会副会長を5年間、そして会長職を7年間と長きにわたって務めさせていただいた。この間、多くの仲間と交流を深めることができた。これは私にとっての財産となった。小森会は会員と業界の発展になくてはならないユーザー会となっている。私たちの大いなる誇りである」とこれまでの協力に対し、あらためて感謝の意を伝えた。

堆新会長

 堆誠一郎新会長の就任に伴い、新副会長に小宮山貴史氏(小宮山印刷㈱)、星野匡氏(㈱横浜リテラ)、網野勝彦氏(㈱研文社)、顧問に小松義彦氏、小森すずらん会代表世話人に山川泰司氏(総合パッケージ㈱)、関東甲信越静小森会代表世話人に町田誠司氏(町田印刷㈱)、東京小森会代表世話人に福田浩志氏(㈱ウエマツ)、近畿小森会代表世話人に作道孝行氏(作道印刷㈱)、地域ブロック会顧問に須田勝一氏須田製版(株))、企画委委員に権名津隆治氏(㈱明朗社)が就任した。

KOMORI基調報告 drupa2024にスマートファクトリー

 続いて小森会名誉会長、小森コーポレーションの小森善治取締役会長、持田訓社長がKOMORI基調報告を行った。小森会長は、令和6年能登半島地震や台湾地震災害の復旧への取り組みを述べるとともに「小森会は昨年30周年を迎え、小松会長の尽力により小森会は更なる発展を遂げた。8代目の会長に就任された堆会長により小森会は新たなスタートを切る」と期待を述べた。持田訓社長は①社会課題・メガトレンド②印刷産業を取り巻く環境③KOMORIの事業紹介④drupa2024情報を中心にKOMORI基調報告を行った。

小松会長
小森会長
持田社長
基調報告を行う持田社長

 社会課題とメガトレンドでは地球温暖化問第、生産年齢人口の減少問題を指摘。KOMORIエコビジョンを推進し、2050カーボンニュートラルに向けて省エネルギー設備の導入や環境対応製品を開発し、AI・ロボット技術の活用で人手不足に取り組む。また行楽需要、インバウンド消費の回復で商業販売の緩やかな回復を期待した。しかし、物価、従業者の高齢化、賃金の上昇、技術者の高齢化が進み継承する若手技術者の不在が課題となってきた。2024年は物価上昇、人手不足解消への対応として5%以上の賃上げが見込まれている。

 環境配慮型オフセット印刷機開発(100周年記念モデル)とスマートファクトリー、セキュリティプリント、デジタル印刷機、MBO、PE事業の拡大、ESG経営の重点事業、つくばプラント、MBOエコドイツ工場の太陽光発電、省エネ設備の導入を推進、drupa2024への取り組みを発表した。
 drupa2024では、世界最高クラスのROIを実現するオフセット印刷機とデジタル印刷機を発表する。環境対応を標準搭載したリスロンアドバンス、次世代型B2枚葉UVインクジェット印刷機の新製品と自動化とロボティスクを駆使した新時代のスマートファクトリーをdrupa2024会場に再現する。
 世話人総会終了後には「紙の魅力を科学する~デジタル時代の紙の役割」をテーマに群馬大学情報学部柴田博仁教授が講演。懇親会では堆新会長が就任の挨拶を行い、懇親と情報交換で交流を深めた。
 

小森会2024年地域ブロック会開催日程

 〔小森すずらん会〕7月3日・4日、札幌パークホテル
 〔中・四国小森会〕7月9日・10日、JRホテルクレメント高松
 〔中部小森会〕9月4日・5日、ANAクラウンホテル金沢
 〔小森みちのく会〕9月19日・20日、仙台国際ホテル
 〔近畿小森会〕10月3日・4日、リーガロイヤルホテル
 〔東京小森会・関東甲信越製小森会合同開催〕10月22日・23日、ホテルイースト21東京

 〔九州小森会〕11月13日・14日、ホテル日航福岡

関連記事

最新記事