パラシュート デジタル印刷業務管理システム「PNS」に新機能を追加 富士フイルム「Revoria XMF PressReady」に連携、受注から納品まで最小一人で完結可能なワークフローシステム

パラシュート株式会社は、印刷業務の基幹システム「Print Navigator System」(プリントナビゲーターシステム・PNS)においてデジタル印刷機器メーカーが販売しているワークフローソフトウェアと連携可能な機能を追加。今回は富士フイルムビジネスイノベーションの「Revoria XMF PressReady」と連携を開始した。

印刷現場に適した新MIS連携機能

PNSは、印刷業界の業務に特化したMISであり、特にデジタル印刷におけるジョブ管理を得意とする。今回の機能拡張では、受注情報に「印刷データパス」を追加した。

【連携機能の特徴】

①受注情報に「印刷データパス」が追加された。印刷データパスの先にデジタル印刷で印刷したい版データを保管する。
②Revoria XMFボタンを押す。
③CSVデータのダウンロードが可能となり、ワークフローソフトウェアが指定する場所にファイル保存することで、ワークフローソフト側で作成したワークフロー機能によって自動で印刷データ面付・印刷指示、さらにデジタル印刷機による後加工まで可能となる。これにより、最小1人でデジタル印刷受注からデジタル印刷完了までの業務を行える。

Revoria XMF PressReadyについて:https://www.fujifilm.com/fb/product/software/rev_xmf_pr

業務負担の軽減と現場の最適化に寄与

この機能は1ライセンスあたり70万円(税別)で販売されるが、すでに導入済みのユーザーには、保守契約に基づき無償で追加する。将来的には他メーカーとの連携も順次対応予定で、個別開発にも柔軟に対応する。

長年にわたり印刷現場の業務改善を支援してきた知見をもとに開発されたPNSは、今後もデジタル印刷の省力化と効率化を後押ししていく。印刷業界全体の労働生産性向上にも寄与する。

【特設サイト】https://pns.parachute-web.com

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