高速オフセット 「グリーン購入法簡易ガイド」公開、入札案件発注担当者に向け、自治体・行政入札・コンペ案件に活用できる資料
株式会社高速オフセット(本社:大阪市西区、代表取締役:島田智)は、環境対応印刷の推進に向けて、新たに「グリーン購入法」に準拠した印刷発注担当者向けの簡易ガイドを2025年6月に公開した。同ガイドは、環境省が公表する基本方針をわかりやすく解説したもので、自治体・行政の入札案件にも対応できる内容となっている。
公開された「グリーン購入法簡易ガイド(2025年6月版)」は、印刷物に特化して約280ページの調達基本方針から関連部分を抜粋し、初心者にも理解しやすい形に整理されている
主な特徴は以下の通りである:
- 1:総合評価値80%以上、環境対応インキの使用義務など、最新の制度要件を明示
- 2:自治体・行政入札で求められる「グリーン購入法」に準拠した仕様の見落としやミスを防止。
- 3:紙・インキ・印刷方法といった要素ごとに、ポイントを絞って解説。
高速オフセットの取り組みと展望
高速オフセットは1986年創立以来、全国の自治体や行政機関向け印刷を手がけ、2024年度には200件以上の印刷案件を受注している。
同社によれば、「グリーン購入法に適応した印刷物」の問い合わせ件数は、2023年度に比べ2024年度で約4倍に増加している。こうした急激な需要増を受け、環境対応の基本ルールや適合基準を明確化したガイドの提供が急務と判断された。
政府の「グリーン購入法に関する基本方針」は2023年12月と2025年1月に更新され、今後もルール改定に伴うフォローが求められる。高速オフセットはこうした制度変化に即応できるよう、引き続きガイドの改訂と普及活動を継続する姿勢である。
高速オフセットは今後もガイドの最新版発行や、メールマガジンによる情報提供、啓発活動を通じて「環境対応印刷」の普及を推進する。