ミマキ 立体看板や造形サインに適した大型3Dプリンタ『3DGD-1800』

3DGD-1800
3DGD-1800

ミマキエンジニアリングは4月1日、立体看板や造形サインに適した大型3Dプリンタ『3DGD-1800』の販売を開始する。

新製品は、ジェル状の紫外線硬化樹脂を線状に押出し、紫外線により瞬時に硬化させて積層する『Gel Dispensing Printing』技術を搭載。熱で樹脂を溶かす熱溶解積層法とは異なり、素早く造形物を作り上げることができる。この技術により、1時間に350mmの高さで積層できるため、3Dデータがあれば手作業の造形よりもはるかに早い時間で製作でき、製作時間の大幅に短縮する。

また、新製品は造形中にサポート材を必要としないサポートレス造形を実現。造形物の内部が空洞になる中空構造のため、中に骨組みや補強材を入れられるので強度が向上し、立体看板や等身大キャラクターなどへの活用が期待できる。また、透過性のある材料を使用することで、内部にLEDモジュールなどの光源を入れた内照式サインへの活用も可能。造形物は白単色となる。

製作した造形物は、同社のインクジェットプリンタを組み合わせ、さらなる加飾表現が可能になり、よりインパクトのある立体看板製作などに応用できる。

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