印刷業界ニュース ニュープリネット

金羊社 コダックとウテコ開発の高速インクジェット世界第一号機導入

2020.1.31

株式会社金羊社大口工場にて稼働を開始したUTECO Sapphire EVO Press

株式会社金羊社大口工場で稼働を開始したUTECO Sapphire EVO Press

日本のエンターテインメント印刷最大手、並びに水性フレキソパッケージ印刷の金羊社(東京都大田区)は名古屋市郊外にある自社大口工場に、KODAKとUTECOとの提携で開発した軟包装にも対応する水性インク搭載高速インクジェットデジタル印刷機『UTECO Sapphire EVO Press(ウテコ・サファイア・イーボ・プレス)』を設置完了し、製造体制に入った。これにより従来のフレキソグラフィック及びデジタル印刷事業が拡張され、コスト効率を向上するとともに、柔軟性の高いデジタル・ソリューションを活用し、高速・高品質のアプリケーションへの対応が可能となる。

ビジネスの展開は様々な分野の顧客と提携し、金羊社グループがそれぞれの要望に呼応して行う意向。子会社のディー・ピー・ツー インターナショナルが販売促進及び顧客との連携推進を担当、金羊社が製造を担当する体制となる。

Sapphire EVO Pressは、様々な紙やプラスチック・フィルム素材(PP、BOPP、PE、PETなど)へのフルカラー印刷品質を可能にしている。コダックのStreamインクジェット・ラインヘッドと高速デジタル・フロント・エンドにより、最大650ミリメートルの基材幅と最大622ミリメートルの印刷幅に対応。1分間の生産スピードは150メートルを超え、軟質基材に対応した印刷機の中で最速となる。パーソナルケア用顔料インクは、パーソナルケア用途で肌に触れても問題ないことが証明されており、EUや米国で間接的に食品に接触する物性に関する規制要件にも準拠している。