ミマキ 東京・大崎に「JPデモセンター」を開設、コンセプトは『ミマキのソリューションその全てが東京・大崎に』
株式会社ミマキエンジニアリングは、かねてより準備を進めてきたJPデモセンターを、4月18日、品川区にオープンした。オープン初日は、販売店をはじめとする関係各社を招いて見学会も行われ、デモセンターの魅力が披露された。
JPデモセンターは『ミマキのソリューションその全てが東京・大崎に』をコンセプトに、東京支社ショールームから徒歩2分の距離に開設された。J R大崎駅(北改札口:東口、南改札口:新東口)からは徒歩5分という駅に近い距離にあり、顧客にとっても気軽に訪れることができる立地は特長の一つとなっている。
大崎エリアに設置されているマシンの数は41機種・47台に上る。具体的には、JPデモセンター3階はIP製品(UJFシリーズ)とFA製品の5機種8台を設置。用途に応じたインク種毎に、同一機種を複数台設置しているため、ニーズに応じたテストランにも対応する。2階にはIP製品(大型)、TA製品、3D製品、FA製品を合わせた17機種17台が設置されており、今後も大型機を設置していく予定。なお新製品のDTF(Direct To Film)プリンタTxF150やハイエンドカッティングプロッタCFXシリーズも設置されている。
一方、東京支社1階にあるショールームには、SG製品が19機種22台設置されている(4月現在)。こちらも用途に応じたインク種毎に同一機種を複数台設置している。
新しいJPデモセンターは、旧JPデモセンターにおける、見学場所の移動に負担が掛かる、床荷重の制限や搬入口の関係から設置機器に制限があったなどの課題を解決すべく誕生している。
結果、東京支社から約2分の距離ということもあり、大崎に来ることで、同社のソリューションをもれなく体験できる環境が整った。
さらに今後はプロダクションモデルの充実を目指し、設備を充実させ、デモ環境を整えていく。例えば、日本初上陸のモデルとなる「Vutek D3r」は、本体重量が4,380㎏に上る。そのため、Vutek製品は長野ショールームのみのデモ環境だったが、床荷重の課題がクリアされたことで東京への設置が実現。
さらに、JPデモセンターのビル2階には、幅2.59m・高さ2.27mの搬入口を確保。ショールームと直結しているため搬入後のハンドリングの心配もなく、輸入品も含めた大半のマシンの搬入が可能となり、同社が提供するソリューションの全てが大崎に集結できるようになった。
なお同社では、新たなJPデモセンター誕生に併せて、東京支社のワークスペースもリニューアルした。また東京支社2階に東京開発センターが昨年に設置され、顧客や市場のニーズにいち早く対応できる環境が構築された。加えて社内の働き方や働く環境の改善にも取組んでいる。フリーアドレス制を導入し、部署やチームを横断した交流の機会を増やすことで顧客の課題解決の促進を目指すほか、仕事内容に応じた柔軟な勤務地の選択や、インサイドセールス・IR・人事部といった本社部門の東京支社勤務もスタートした。
新JPデモセンター開設にあたり、同社の池田和明社長は、「より使いやすく、より多くのお客様にアクセス頂ける環境を大崎に集約させました。昨年からは大崎の東京支社で開発センターも開設しました。今後、お客様の生産性向上に貢献できる製品を開発・提案していきたいと思っています。当社はデジタルプリントを中心としたイノベーションを起こし、更なる成長を目指します。皆様のビジネスに最適なソリューションを提供するため、常に挑戦し続け、新しい事に取り組んでいきます」と語っている。
株式会社ミマキエンジニアリング TEL:03-5420-8680
[東京支社]
住所:東京都品川区北品川5-9-41
TKB御殿山ビル
[JPデモセンター]
住所:東京都品川区北品川5-5-25
Sumビル2F/3F