コダック オフセットレベルの印刷を再現、KODACHROMEインク~KODAK ULTRASTREAMの演色性、安定性を高める

 コダックは新しいKODACHROMEインクにより、インクジェット印刷用インクの新たなスタンダードを確立した。これにより、KODAK ULTRASTREAM コンティニュアスインクジェットテクノロジーを使用した印刷機で最高レベルの演色性、画像の安定性、およびディテールを実現することができる。

インクドロップのイメージ
色の再現領域が広がる

 ULTRASTREAM テクノロジーを採用し最近発売されたKODAK PROSPER ULTRA 520 プレスでは、KODACHROMEインクが重要な役割を果たしており、高速でオフセットレベルの美しい印刷を実現、幅広い用途に対応している。

 KODACHROMEインクは、様々な基材上で優れた彩度と濃度を再現する。その秘密は、コダック独自の顔料マイクロミリングプロセス。このプロセスにより、通常50ナノメートル未満という非常に細かく分散された顔料粒子の製造が可能となる。競合の顔料ミリングプロセスではこのレベルを達成することはできない。この独自のプロセスにより作られたごく微細な顔料により、インクの乾燥時間が短縮され、乾燥したインク層は非常に薄くなる。つまり、散乱光が生じにくく、深みのある純度の高い、極めて鮮やかな色を生成することで、色域は非常に広くなり、画像の永続性を損なうことはない。

 KODACHROMEインクは、SWOP(オフ輪)よりも95%大きい色域体積を持ち、GRACoL(枚葉オフセット)よりも39%広い色域を再現。こうした特性により、インクの塗布量が少なくても優れた色を実現できることから、ランニングコストを抑えることができる。

 保湿剤の使用を抑えた水性 KODACHROMEインクは、従来の溶剤インクよりも持続可能性に優れている。ポリ塩化ビニル(PVC)やフタル酸エステル類を含まない、人にも環境にも安全なインクとなっている。また、コダック独自の印刷可能な水性オプティマイザーエージェント(処理剤)と同時に使用することで、ほぼ全ての基材の印刷に使用できる。このオプティマイザーエージェントにより、紙、プラスチック、フィルムのほぼ全てでインク受容性、インク定着性、耐摩擦性、および画質が向上する。

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