【JP2023】ホリゾン 最新機器とブース間連携を披露、つながるFactory Automationテーマに

ホリゾン・ジャパン株式会社は5月18日・19日の両日、大阪市のインテックス大阪で開催されるJP2023 印刷DX展で、「つながるFactory Automation」をコンセプトに省人化・省力化に対応した先進的なシステムを紹介する。また、印刷革新会ブースでは、ホリゾンの製本ワークフローシステム『iCE LiNK』を用いて「P/L(単品損益)の見える化」を提案する。

会場では人手不足による省人化への対応、コスト体質の強化を目的としたホリゾンの最新設備を披露し、改善活動のヒントを提供する。隣接するコニカミノルタジャパン㈱のブースからは自律移動ロボットを使って印刷済み用紙の搬送を実演。AMR自律移動ロボットとホリゾンのリフター『KeiganALI』により、『製本機器との連携』、『小規模な物流搬送』など、ニーズに合った省人化・省力化を披露する。

注目製品のペラ丁合鞍掛け中綴じ製本システム『StitchLiner Mark Ⅳ』は多品種少量生産に対応するために、全自動化することでセット替えの時間を極限まで短縮。筋入れ機構や突き揃え機構、折り部、針金の長さ調整、断裁前の位置調整など、各工程における高精度な調整と加工技術で、高品質な製本を実現する。

StitchLiner Mark Ⅳ

紙ファイルメーカーはデジタル印刷後ファイルまでの作製がワンパスで可能とするシステム。型抜き装置『RD-N4055』、分離装置『SPC-N4055』、紙折り機『iCE FOLDER AFV-566SF』、プレススタッカー『PST-44』で構成される。紙ファイルは、プラスチック製クリアファイルに代わり、脱プラスチックに貢献する商材として注目されている。

『iCE LiNK』は、クラウドを利用して機器の稼働状況をリアルタイムに確認し、稼働状況などのログの取得や、分析が可能なソフトウェア。機械の稼働実績の見える化により生産効率改善と予防保全活動を推進する。会場ではiCEシリーズ製品と接続し、実演を交えてポストプレス視点から考える見える化を紹介する。

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