太成二葉産業 多様なサイズ対応と高効率化を実現、「HEIDELBERG スピードマスター CX104-5」を新規導入 印刷品質&生産性向上を実現

太成二葉産業株式会社は2025年6月、印刷工場に「HEIDELBERG スピードマスター CX104-5」を新たに導入した。従来使用していた「CX102-5」からの更新で、さらなる印刷品質と生産性の向上を図る。

新たに導入されたCX104-5は、従来機の強みを継承しながらも、印刷有効面積や用紙対応サイズの拡大により、より幅広い印刷案件に対応できる設備となっている。

起動式の様子

より多様な印刷物への対応力を強化

同社では、商業印刷からラベル・パッケージ印刷まで、多岐にわたるニーズに対応するため、常に最新鋭の設備導入を進めている。長年活躍してきたCX102-5は、毎時16,500枚という高い印刷速度と幅広い用紙対応力により、同社の品質と効率を支えてきた。

今回導入されたCX104-5は、印刷有効面積を1,020×710mmに拡大し、最大用紙サイズは1,040×720mmに対応。印刷速度は従来同様の毎時16,500枚を維持しつつ、より効率的なレイアウト設計が可能となった。これにより、パッケージ印刷の生産性向上と、多様なサイズ案件への柔軟な対応が期待されている。

新たに導入した HEIDELBERG スピードマスター CX104-5

今後の展望

同社では新設備の導入を契機に、さらなる顧客満足度向上を目指す。多様なニーズに迅速かつ高品質に応えながら、印刷ビジネスの価値創造に貢献していく。

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