三菱製紙はpage2016で新CTPシステムの「サーマルグリーンプレートシステム」をはじめ、環境対応CTPのラインアップを紹介する。

【サーマルグリーンプレートシステム】

耐汚れ性に優れ、製版・印刷でハイパフォーマンスを実現した商業印刷用アルミCTPシステム。

四六半裁対応サーマルプレートセッター「MADIATH（マディアス）」は、ファイバーレーザーダイオード露光ヘッド搭載により、網点形状や縦横細線の再現バランスが良く印刷品質向上につながる。最高33版／時の高生産性も実現している。

プレートは、完全無処理ネガタイプで環境に優しい「TGP―ε（イプシロン）」、現像処理ポジタイプでUV印刷にも対応できる「TGP―S（スタンダード）」を紹介する。

【サーマルディジプレートシステム―製版フィルム対応プロセスレスCTP／CTF】

印刷版と製版フィルム兼用で処理液はもちろん、トナーもインクカートリッジも使わない完全プロセスレスのCTP／CTFシステム。版材以外の廃棄物が出ない環境にやさしいシステムで低ランニングコスト、電力消費量も大きく削減する。メンテナンスも簡単で作業効率も抜群に高める。会場では、菊半裁までカバーできる「TDP―750」、菊四裁までの「TDP―459Ⅱ」で、感熱発色する版下用途の製版フィルム「TDP―IFS125」及び優れた検版性、完全プロセスレスを確立させたフレキシブル印刷版「TDP―R175」の出力デモを実施する。

【バイオレットディジプレートシステム―B2フレキシブルCTP】

従来のアルカリ現像と異なり、水道水で製版処理を行うフレキシブル印刷版。「VDP―CF3070」は、バイオレットレーザーと内面ドラム方式を採用することで鮮明な画像再現を実現した。従来の印刷版を超える環境性能を持つ次世代のCTPシステム。

【DIALIBREⅢ―プリプレスワークフローシステム】

プリプレスワークフローシステム「ディアリブレ」を使いやすく機能アップ、リニューアルした「ディアリブレⅢ」。仕事に適した機能を選択できるように「Core」を新設し4つのモデルで構成。システムのコンセプトは更なる「自動化」と「省力化」。PDFネイティブ対応のSDP―RIPを中心に、ジョブフローを管理する「SDP―RIP Manager」、自動面付け機能を持った「SDP―RIP IM Engine」、面付けソフト「ファシリス」の各商品構成の見直しと連携を強化した。より「かんたん」にジョブの流れを整理でき、作業時間の短縮、作業ミスの防止となるなど、プリプレス工程の効率化を図ることができる。

【かんたん貼り合わせソフト「FACILIS PASTE」】

貼り合わせソフト「FACILIS PASTE（ペースト）」は、CTP／CTF／デジタル印刷機向けのかんたん貼り合わせソフト。シンプルなインターフェイスの採用により、スピーディーな貼り合わせが行える。複数のユーザーからの様々な種類やサイズのアイテムを付け合わせて一度に出力したい、効率的に配置して出力メディアを節約したいなどの要望に応え、カタログ・ハガキ・名刺・シール等の貼り合わせや殖版はもちろん、簡易的な面付け機能もある。

【FACILIS（ファシリス）―面付けソフトのスタンダード】

面付けソフトのデファクトスタンダート「FACILIS（ファシリス）」は、ページ面付けに最適な「FACILIS Supremo（ファシリス　スプレモ）」、A3ノビ／菊四裁CTP・デジタル印刷機向けの簡単面付けソフト「FACILIS EZ（ファシリスイージー）」など、最新のOS、DTP環境に対応し、用途に応じた製品を用意。

【安眠・保温・保湿カバー「マイドーム」】

三菱製紙の不織布を利用した、自身の呼気を内部で循環させ保湿・保温し、睡眠中の顔やのどに優しい環境を維持することが出来る安眠・保温・保湿カバー。