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埼印工 組合の機関誌を印刷博物館へ寄贈、地域の印刷業の歴史を残す活動へ

2021.11.25

埼玉工組 寄付

寄贈を受ける宗村副館長(左)と、寄贈する埼玉県工組の惠理事長(中央)と丸山副理事長

埼玉県印刷工業組合は、11月24日、組合員や関係各社へ送付している組合機関誌を、凸版印刷の印刷博物館へ寄贈した。惠 勇人理事長と丸山 靖雄副理事長が、直接、印刷博物館へ訪れて冊子を寄贈した。

同組合機関誌は、昭和47年(1972年)8月15日、臨時版として『埼玉の印刷』を発行したことから始まる。その後、昭和49年(1974年)12月15日から組合機関誌『埼印工だより』として発行され、今年(2021年)3月、リニューアルを図り、新たに『Moving On』として発行を続けている。この『Moving On』については、すでに3月と9月の2号分発行されている。

 

同組合事務局には、新聞形式の第1号臨時発行から1部づつ保管しているが、今回の寄贈にあたっては組合に控えがあった組合機関紙の一部を寄贈することとなった。寄贈したのは、B5判時代の第54号(平成4年5月20日発行) ~第86号(平成15年2月20日発行)分と、A4判となった第87号(平成15年6月30日発行)~第154号(令和2年3月1日発行)。

 

印刷博物館‗閲覧室

一般の人も訪れるというライブラリーの閲覧室

印刷博物館ライブラリー

保管場所でもある閉架式のライブラリー内部も見学

 

寄贈するにあたり惠理事長は、コロナ禍でなかなか思うように動けない中で、前進していくという思いを込めて『Moving On』というタイトルに刷新したことなども紹介。今回の寄贈を受けて印刷博物館の宗村泉副館長は、印刷博物館では閉架式で印刷産業に関する書籍や図録なども補完・保存しており、ライブラリーを利用して閲覧する人も多いと紹介。「特に地域の情報はその地域に密着した情報として貴重性があります。大切に保管させて頂きます」と応えた。

機関誌の贈呈後には、保管されるライブラリー内部も特別に見学した。