凸版印刷 音声翻訳サービスを医療機関に初導入

凸版印刷は、 急増する訪日外国人や外国人就労者などとの多言語コミュニケーションを支援するソリューションとして、 音声翻訳サービス「VoiceBiz(R)(ボイスビズ)」を、 2018年6月より提供している。

筑波大学附属病院
筑波大学附属病院

このたび、 茨城県つくば市にある国立大学法人筑波大学附属病院に、 医療従事者が容易に外国人患者とのコミュニケーションを行えるツールとして今年6月から導入された。

「VoiceBiz(R)」は、 スマートフォンやタブレット端末にインストールするだけで使用できるアプリ型のサービス。そのため導入が容易で、翻訳性能や 操作方法の分かりやすさが医療現場におけるコミュニケーション支援ツールとして一定の評価を得られており、そのことから 医療機関で初めての採用例として導入される。

診察受付時の対話イメージ (11言語に対応。 画面はブラジル・ポルトガル語)
診察受付時の対話イメージ (11言語に対応。 画面はブラジル・ポルトガル語)

「VoiceBiz(R)」で音声翻訳で選択できる言語は11言語(日本語と、 英語/中国語(普通話)/韓国語/インドネシア語/タイ語/ベトナム語/ミャンマー語/ポルトガル語(ブラジル)/フランス語/スペイン語)、テキスト翻訳で選択できる言語は30言語に上る。利用方法は、専用アプリをストアからダウンロードし、 IDとパスワードの入力で認証を行うだけで サービスの利用が可能。

関連記事

最新記事