アグフア プリプレスワークフローのサブスクリプション、京都・栄進堂印刷が採用

agfa日本アグフア・ゲバルトは2月4日、プリプレスワークフロー『アポジー』の新サービス『APOGEE Subscription(アポジー・サブスクリプション)』を開始した。チラシ印刷をメインにカタログや学参物などの印刷を手掛ける老舗のオフセット輪転印刷会社 栄進堂印刷(京都府南区)が国内で初めて採用した。

アグフアは、1997年に世界初のPDFワークフロー『アポジー』を発表し、業界に先駆けてJDFにも対応。2010年には、革命的な面付け機能である自動面付け『アポジー・インポーズ』を発表するなど、業界に先駆けて独創的かつ先進的な製品を紹介している。

2016年に発表した業界初のクラウドワークフロー『アポジー・クラウド』は専用サーバーが不要になり、初期投資を抑え、月額制の中で常に最新バージョンが利用できる。セキュリティレベルの高いクラウドセンターに複数拠点のシステムを一元管理することで、管理の手間を削減し、BCP対策にも繋がる。

『アポジー・サブスクリプション』は、『アポジー・クラウド』のライセンスをローカルサーバーでも月額制で提供出来るようにしたハイブリッドな新サービス。初期投資を抑え、月額の中で常に最新バージョン・最新のRIPコアが利用でき、最新の制作環境への対応が可能になる。プリプレスの効率化を実現する最新機能オプションも月額に含まれるため、効率化を実現する新機能を追加投資なく利用することができる。

栄進堂印刷の西藤栄祉社長は、「当社は、B2 1台、B3 2台の輪転機を所有する印刷会社。1日のジョブ量が多く、クライアントに迷惑をかけないためにも、データ処理時間を短縮することができないか、また、それによって印刷課の生産性を上げることができないか、と考えていた。しかし新しい設備の導入には経理面での悩みが伴う。今回提案を受けたアポジー・サブスプリクションであれば、初期費用を抑えて導入が可能。アポジー・サブスクリプションであれば、設備投資に対する経理面の悩みなく生産性を向上できるのでは、と思いチャレンジしてみることにした。アポジーの導入は刷版課だけのメリットでは終わらずに、印刷課でも高精細スクリーニング『スブリマ』による品質向上が期待できる」と、アポジーによる効率化が大きな初期投資なく実現できるというメリットと、今後の期待についてコメントしている。

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