【page2020】新星コーポレィション インクジェット中心に新しい価値創出

SC―P9550
SC―P9550

新星コーポレィションはpage2020に、インクジェット関連のハードウェア及び素材を中心に、新しいビジネス開拓を提案する。今回は新製品としてエプソンのB0Plus インクジェットプリンター『SC―P9550』、インクジェットプリンター用各種商材、カシオ計算機の2.5Dプリントシステム『Mofrel(モフレル)』を出展する。

『SC―P9550』はライトグレーとバイオレットインクを同時装着した11色の水性インクジェットプリンター。新インクセット(UltraChrome Pro12)の搭載により従来機より色域が広がりPantoneカラーの99%をカバーしている。また総ノズル数9,600の新プリントヘッド搭載により、生産性が飛躍的に向上し、従来機と比べて約2.3倍の高速印刷が可能となった。11色での広色域が求められるプルーフ業務や、圧倒的なスピードで高品位のポスター出力にも最適な機種。

インクジェットプリンター用各種商材ではテンションファブリック用クロス、ポスター、電飾メディア等、同社オリジナル商材を中心に紹介。今回は、①Bright Jet S Backlit film MATTE 1.37×30m(電飾用途の溶剤用乳半PET、従来タイプより透過度が向上)、②BJC―501BL320 電飾クロス 1.6×50m、3.2×50m(フレームシステム用ファブリック、UV・ラテックス適性に優れ、コストパフォーマンスも高い)、③Bright Jet SemiGloss 610、914、1067、1118、1270、1524 各30m(水性用セミグロスフォト紙、白色度が好評)を出展する。

『Mofrel』は今までのプリンタの概念を大きく覆す新しいプリンターソリューションで、木、布、石などの素材が持つ精細な凹凸・色合いや、ステッチやエンボスなど加工による形状も、1枚のシート上へスピーディに表現する2.5Dプリントシステム。サンプル制作などの金型レスを実現し、時間とコスト両面からの効率化を可能にするうえ、より自由なイメージの具現化が、作り手の豊かな発想までを支援する。日本のものづくりに、かつてない革新をもたらす。多彩かつ繊細な表現力、デザインの高い自由度、そして“プリントアウトで作る”という革新的な利便性が試作品やサンプル品などを中心とした製作の現場で幅広く活躍。カシオ計算機㈱独自開発の「電磁波造形技術」により、細やかなバンプ(凹凸)の形成・制御を可能にした。

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