RMGT 西日本リョービMHIパートナーズクラブを開催

挨拶する西井代表幹事
挨拶する西井代表幹事

リョービMHIグラフィックテクノロジーの2019年度西日本リョービMHIパートナーズクラブが11月21日、大阪・なんばのホテルモントレ大阪 グラスミア大阪で開催された。同社の広川勝士社長が基調講演で印刷産業を取り巻く環境を分析するとともに、スマートファクトリー構想やサポート強化策を説明した。

西日本リョービMHIパートナーズクラブの西井幾雄代表幹事のあいさつに続き、広川社長は基調報告で、採用難や人件費上昇、“見える化”ニーズの高まり、資材の値上がり、需要の変化など、印刷産業を取り巻く現状について言及。

基調報告する広川社長
基調報告する広川社長

また、設備投資の傾向としてA3縦サイズや菊四裁サイズの小型機や全判機が堅調な一方、菊半裁サイズの需要が低下していることを指摘。印刷機の出荷傾向として多色化やワンパス印刷、省力化を挙げた。

そうした状況下でRMGTは海外の事例も交えながら、『自動化』、『見える化』、『サポート』をコンセプトとしたスマートファクトリー構想を解説。複数印刷機の稼動状況を一元管理するとともに、生産状況を可視化する『RMGTクラウド』、印刷管理システム『PQS-D』の活用を訴えた。加えて、即座に印刷トラブル解消に対応するウェアラブル遠隔支援システムによるサポート強化などを強調した。

講演する中野氏
講演する中野氏

引き続き、特別講演として、人材開発トレーナー/組織改革コンサルタントを手掛けるライフ・アンド・シードの中野美加氏が『スシローを変えた“働き方改革” 「こんなの無理!」を「楽しい・やりがい・充実感」にする3つの秘訣』を演題に、人が育つ組織、採用率、採用率を高める魅力ある会社づくりについて語った。

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