東京・日本雑誌販売 破産手続き開始決定受ける

東京都板橋区の日本雑誌販売株式会社は、8月7日、東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。負債は、約4億円。

同社は、1955年に設立した書籍卸業者で、主に雑誌やコミック類、成人向けの書籍を扱っていた。しかし近年は、中小規模書店の廃業などもあり取引先数が大幅に減少。インターネットカフェへの販売、保有不動産の賃貸事業などを行っていたものの売り上げが低迷。書籍の電子化の影響で雑誌やコミック類の販売が落ち込んでいた。その後、配送運賃の高騰などで収益が悪化した。7月31日に自己破産を申請していた。

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